2023/03/08（水）UP
（最終更新：2023/03/08 11:46）

クンスックノーイ・UEFAブーンデックシアンvs佐藤執斗

　4月23日（日）に愛知・名古屋国際会議場イベントホールで開催される『Suk Wanchai MuayThai Super Fight vol.8』の追加対戦カードが発表された。佐藤執斗（グラップリングシュートボクサーズ）が参戦し、クンスックノーイ・UEFAブーンデックシアン（タイ）と「バンタム級3分×5R」で対戦する。

【動画】佐藤執斗が翼に初回KO勝利する瞬間！

　佐藤は、第2代SB日本バンタム級王者、MAX FCフライ級王者の2冠王。昨年末のビックイベント『RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022』ではSBルールで翼を1R KOし、その実力を見せつけた。

左ハイキックを決める佐藤（2022年11月）

　シュートボクシングを主戦場にしながら、2018年にはムエタイルールでKO勝利、RIZINにもキックボクシングルールで参戦するオールラウンドプレーヤーだ。

　対するクンスックノーイはタイ・コンケーン出身の17歳で、双子の兄クンスックレックとともに現在のムエタイシーンで注目を集める新鋭選手。今年1月の『RISE164』で初来日し、田丸辰とRISEルールで対戦も、ルールの違いもあり判定負けを喫したが、タイでの試合はドローを挟んで6連勝中であった。

　また双子の兄クンスックレックは現在35連勝中という驚異の連勝記録を続けており、クンスックノーイの所属するブーンデックシアンジムは最強ジュニアの呼び声高いヨードペットエークらとともに、現在最も注目されている。

　クンスックノーイは先の日本での判定負けにただならぬリベンジ魂を燃やしており、本来のムエタイルールでの完勝を目論んでいる。この試合に佐藤が勝利すれば、タイからも注目されることとなるだろう。威信をかけて臨んでくるクンスックノーイのムエタイテクニックに佐藤がいかに対応するか。

サイルアット・ファイタームエタイvsユウマ・ウォーワンチャイ

「スーパーバンタム級3分×5R」では、元WPMF日本フライ級王者のユウマ・ウォーワンチャイ（＝伊藤勇真/キング・ムエ）がサイルアット・ファイタームエタイ（タイ）と対戦する。

　伊藤は昨年11月の『スックワンキントーン 2022 FINAL』で約5年ぶりに復帰。元王者・石川直樹と対戦し、2R KO勝利という見事な復帰戦を飾った。今年3月には「スックワンキントーン」スーパーバンタム級王座決定トーナメント1回戦に臨む予定であったが、対戦相手の棄権により不戦勝となった。伊藤が最後にタイ人選手と対戦したのは2017年のモンコンチャイ戦（1R KO勝ち）で、今回、地元名古屋で6年ぶりの国際戦となる。

　対するサイルアットはタイ・ブリラム出身の18歳で、ミドルキックを得意とし相手を制するのが上手いテクニシャン。昨年からメキメキと実力を上げ、現在6連勝中のペッティンディーの新鋭だ。今年2月に行われたラジャダムナンスタジアム『スックペッティンディー』ではメインの第8試合に登場し、ペットセンゲーンに判定勝利している。果たして、テクニシャン同士の一戦を制するのはどちらか。

＜決定対戦カード＞
▼バンタム級3分×5R
クンスックノーイ・UEFAブーンデックシアン（タイ）
vs
佐藤執斗（グラップリングシュートボクサーズ/第2代SB日本バンタム級王者/MAX FCフライ級王者/WMC I-1 51kg＆54kg級王者）

▼スーパーバンタム級3分×5R
サイルアット・ファイタームエタイ（タイ）
vs
ユウマ・ウォーワンチャイ（伊藤勇真/キング・ムエ/元WPMF日本フライ級王者）

☆この大会の詳細、対戦カード、チケット情報など

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