2023/03/21（火）UP
（最終更新：2023/03/21 10:04）

修斗で女子だけの大会の開催が発表された

　5月21日（日）東京・ニューピアホールにて、女子だけのプロ修斗公式戦を開催することが決定した（第1部13時開始）。19日に修斗の後楽園ホール大会で発表された。
　同大会ではSARAMI（パンクラスイズム横浜）vs渡辺彩華（AACC）が、世界女子スーパーアトム級チャンピオンシップとして対戦する。

【フォト】２人のこれまでの計量シーンと激闘写真

　SARAMI、澤田千優と2階級の世界王者が誕生し、国内外の選手も多数参戦する修斗女子戦線。アマチュア修斗からも多くの選手がプロへの階段を登り、更に熱気が高まってきているが、女子だけの公式戦は2006年以来、実に17年ぶりとなる。

　イベント名は『COLORS Produce by SHOOTO（カラーズプロデュースバイシュート）』。これから始まる新たなイベントは、まだ誰の色でもない無色状態のリングというキャンバスに各選手それぞれの色に染めてほしい。そして自分のカラーに染めていくような強い選手の誕生を願う意味も込めてCOLORS（カラーズ）と名づけたという。

　同イベントでは、修斗・VTJをはじめ、現役当時には日本人として初めてパウンドフォーパウンド世界ランキング1位を獲得した女子格闘技の“レジェンド”藤井惠がCOLORS CSO（CHIEF STRATEGY OFFICER /最高戦略責任者）に就任。
　今後は国内はもとより、世界へ羽ばたく選手の育成に力を注ぎ、この『COLORS』から藤井惠、浜崎朱加に続き世界で活躍する選手の誕生を目指す。

前回はRIZINで勝利したSARAMI（左）

　また、同イベントで、修斗世界女子スーパーアトム級王者のSARAMI（パンクラスイズム横浜）が初防衛戦を行う。挑戦者は渡辺彩華（AACC）。

　SARAMIは柔道をバックボーンにMMAに取り組み12年にプロデビュー。DEEP JEWELS、Road FC、PXCといった団体で経験を積み、21年7月、3度目の対戦で王者・黒部三奈を破り、悲願の修斗世界王者となった。昨年4月RIZINに初参戦し浅倉カンナに敗れたが、11月にはブラジルのラーラ・フォントーラに判定勝利を収めた。