【修斗】山本琢也が健斗デリカットをパウンド連打で沈める、ロイベが加藤ケンジとの打撃戦を制してTKO勝ち

2023/01/15（日）UP
（最終更新：2023/03/21 08:47）

▼セミファイナル（第8試合）　63kg契約5分3R
●加藤ケンジ（日本/K.O.SHOOTO GYM）
TKO　2R 4分37秒　※パウンド連打→レフェリーストップ
〇ロイベ・デ・オリベイラ・ネイト（ブラジル/EVOLUCAO THAI）

　RIZINで活躍するルイス・グスタボのチームメイトのロイベ・デ・オリベイラ・ネイト（EVOLUCAO THAI）が参戦し、加藤ケンジ（K.O.SHOOTO GYM）と対戦する。

　ロイベは現在8戦5勝（2KO・2S）3敗で、シュートボクセの流れを汲む荒々しい打撃中心のファイトスタイル。加藤は破壊力のあるパンチとアグレッシブなファイトスタイルで、激しい打ち合いが見られそうだ。

　1R、サウスポー構えの加藤は左フックで襲い掛かる。ロイベは右ハイキックを放つと加藤はバランスを崩す。互いに一歩も下がらずに打ち合う。ロイベは三日月蹴りを放てば、加藤も同じ技を入れる。加藤がボディブローを決め、三日月蹴りで追い込んだ。

　2R、ロイベは前へ出てパンチを仕掛ける。加藤はパンチや蹴りで迎え撃ちながらチャンスを待つ。だがロイベはギアを上げて、右ハイキックや首相撲からのヒザ蹴りなど連続攻撃を見せる。激しい打ち合いの攻防の中でロイベの左が入り、加藤が後退。さらにロイベの右で加藤がダウン。倒れた加藤にロイベがパウンド攻撃。レフェリーが試合をストップして、ロイベのTKO勝ちとなった。

　勝利したロイベは「ブラジルからいつもPRIDEを見ていたので、日本で試合をするのが夢でした。これまで力をくれた仲間に感謝しています。これからも修斗で試合をします。ベルトを絶対に獲ります」と宣言した。

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▼第6試合　女子スーパーアトム級5分3R
●黒部三奈（マスタージャパン東京）
TKO　2R 2分29秒　※パウンド連打
〇渡辺彩華（AACC）

　DEEP JEWELSアトム級王者で、修斗女子初代スーパーアトム級王者の黒部三奈が、渡辺彩華と激突。

　渡辺は柔道出身で業界での評価も高く、今年10月には『NEO BLOOD!』で藤野恵実と対戦し黒星を喫するも、MMAの経験で大きく上回る藤野を相手に最後まで健闘した注目の新鋭だ。ベテランの黒部か、修斗初参戦の渡辺か、注目の女子カードが実現した。

　1R、渡辺はプレッシャーをかけて速いジャブで攻撃。黒部はカウンターの右やロ―キックを入れる。渡辺はバックブローを合わせる。黒部は攻撃をもらいながらもプレッシャーをかけ返して、打撃を入れていった。

　2R、黒部はゴングとともに前へ出てプレッシャーをかけながら右のパンチで攻撃。渡辺は右へ回りながらパンチをかわし、前蹴りを入れていく。それでも前へ出る黒部。すると渡辺の右が黒部の顔面にヒット。前のめりに倒れる黒部に、渡辺はパウンド攻撃。すぐにレフェリーが試合をストップした。

　勝利した渡辺は「下馬評は黒部選手が上でしたが勝ちました。スーパーアトム級のベルトを目指したいので、次、よろしくお願いいたします」とアピールした。

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