【RIZIN】朝倉海、ケガの拳は万全、元谷戦にKO宣言

2023/04/19（水）UP
（最終更新：2023/04/19 17:34）

　5月6日（土）東京・有明アリーナで開催される『RIZIN.42』で、1年5ヶ月ぶりにMMA復帰する朝倉海（トライフォース赤坂）が公開練習を行った。海は［RIZIN MMAルール バンタム級（61.0kg）］で、元谷友貴（フリー）と対戦する。

【フォト】朝倉海、手術後の右拳で強烈パンチを披露

　海は、21年12月のRIZINバンタム級JAPANグランプリ決勝戦（vs扇久保博正に判定負け）以来の再起戦となる。昨年7月にヤン・ジヨンと対戦が予定されていたが、拳の怪我で欠場に。手術を行い、万全の状態でリングに帰ってくる。

　海はミット打ちで、鋭いパンチ、キックを披露。現在の体調については「ばっちり、明日でも試合できます」と好調アピールした。

　気になる右拳の状態を聞くと「たくさんの病院に診てもらって、その中でも一番腕のある先生に手術してもらった。骨自体はすごく折れづらくなってる。安心」と現在は万全だと言う。
　手術後もパンチを打っていて、再度折れることも懸念していた時期もあるというが「そこも直して、きっと折れないと思う」と、打ち方そのものも直したと言う。

　相手の元谷については「極めきれる選手。グラウンドでフィニッシュもしっかり出来るので。全体的に全部出来る」と評価する一方「雑な部分が多い。立ちでも組みでも寝技でも、強引な部分があるんで、そこが弱点かな。僕を相手にそのミスをしたら、一瞬で倒せる自信がある」と言い切る。
　試合展開については「KOしたい、2Rで」と完全決着を目指すとした。

　今回の試合に勝利すれば、堀口恭司が返上した、空位のバンタム級王座の決定戦に出ることが決まっている。もう一つ、井上直樹vs元ベラトール王者ファン・アーチュレッタの勝者と戦うことになるが、海は「戦いたいのはアーチュレッタ選手」と言う。

　その理由は「去年の大晦日、ベラトール対抗戦に出られなくて。日本人が全敗で、世界的にはRIZINがなめられたと思っている。僕としても悔しかったので、僕が倒して『日本も強いんだぞ』というのを見せつけたい」と今回の元谷戦に勝利し、大晦日のRIZIN勢全敗の屈辱を晴らしたいとした。

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