2023/04/29（土）UP
（最終更新：2023/04/30 00:20）

1年4か月ぶりのMMA戦で勝利した朝倉未来

　4月29日（祝・土）に開催された『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』（東京・国立代々木競技場第一体育館）のメインイベントで、前RIZINフェザー級王者・牛久絢太郎（K-Clann）に判定勝利した朝倉未来（トライフォース赤坂）が、試合後インタビューに答え「KO出来ず残念」「今日は勝ったけど勝ってない」と悔しさをにじませた。

【フォト】朝倉のパンチとヒザ蹴りがヒット！激闘の写真

　朝倉は21年大晦日に斎藤裕と対戦（判定勝ち）して以来、1年4ヵ月ぶりとなるMMAファイト。
　試合は朝倉が積極的に打撃で仕掛けるも、牛久は詰めて何度も引き込みグラウンド戦へ持ち込むも極めきれず。朝倉の攻勢が目立ち、3-0で判定勝利した。

　朝倉は試合を振り返り「KO出来なかったので残念です。想定外の引き込みもあって、自分のしたい試合が出来なかったです」と振り返る。

　牛久が執拗に行った引き込みだが「よくわからないです、三角絞めを狙ってんですかね。あれはクレベルだから出来たことなんで、ナンセンスかな」と牛久では極められないとする。しかし「掴む力がすごく強かったですね」と、脱出も難しかったようだ。

インタビューに答える朝倉

　朝倉は、積極的に打撃を仕掛けていったが「アグレッシブにやりたかったんですけど、結構難しかったですね」と語り、難しかった理由として「回転ヒジみたいなものを狙っているなと。攻撃のタイミングでテイクダウンを狙ってくるし、ガードが高くて詰めてくるので、なかなか倒すのが難しかったですね」と、牛久のカウンターやディフェンシブな戦いぶりを挙げる。

　また反省点として「ちょっと硬かったですね。牛久選手の身体が物理的に硬かったというのもあって、本気で殴らないと倒せないというのがあって、力んでしまった」とKO狙いで硬くなってしまったともいう。

　3Rのゴングが鳴った後は「KOしたかったので悔しさがありましたね。今日は勝ったけど勝ってないです」と倒せなかった悔しさをにじませる。

　最後に「今、格闘技をできる環境になったので、また夢を追いかけたいと思います。最後、一緒に燃えさせてもらったら嬉しいです」ファンにメッセージした。

▶次のページ：【フォト】朝倉のパンチとヒザ蹴りがヒット！激闘の写真