2023/04/30（日）UP
（最終更新：2023/04/30 11:58）

榊原代表は、朝倉未来vs平本蓮の実現について言及した

　4月29日（祝・土）東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』の試合後、RIZIN榊原信行代表が囲み取材に応じ、ダブルメインイベントとなったフェザー級（66.0kg）を中心にコメントした。

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　まず榊原代表は会場が満員になったことについて「着席率がすごかった。胸が熱くなりました」とファンに感謝の言葉を述べた。そして、「あの舞台で戦った18名の選手たちに感謝したいと思います」と続けた。

　そして、ダブルメインイベント「牛久絢太郎vs朝倉未来」「斎藤裕vs平本蓮」が、ともに判定決着になったことについて「メインの4人は、いろいろな思いがあって、ああいう戦い方になりました。格闘技では往々にして、よくあることです」と膠着した場面も仕方なしとした。

　その上で、「牛久選手は何度も引き込むんですけど、打撃の局面を避けて消極的に引き込んでいるようにも見えました。あのまま極めていたかもしれませんが、クレベル選手とは違うので」とし、牛久に判定3-0で勝利した朝倉には「未来がパウンドを落とすとかもなかったんで、もっと動きがあってもよかったですね」と指摘した。

　斎藤vs平本については、「勝敗がスプリット（判定2-1）になって。どちらかがポイントアウトするような展開が作れなかったですね。平本に判定が上がってもおかしくない状況かもしれなかったですが、もっと手数を出すべきだなあとは思いました。斎藤選手も1年ぶりの試合を、よく戦い抜きましたし、若さ含めてよく受け止めたと思います」と分析した。

　因縁の対戦として注目を集める朝倉未来vs平本蓮の実現については、「すべては未来次第ですね。未来が受けるというならば有りだし。ここで勝ったから、どうとかもないわけですから、未来の意見を聞いて、ファンが望んで熱が生まれればですね」と試合が組まれる可能性はあるという。

　朝倉は平本戦の実現について「社長と話をしてみて、すべてはお金次第」と試合後に語っていたが、榊原代表は、「未来は、経済効果が起きるならばという考えでしょう。それも含めて明確には出ないですが、考えていきます」と前向きに検討するようだ。

　また、同じくフェザー級で山本空良に勝利した金原正徳がアピールしたヴガール・ケラモフ戦は、「早速、本人に伝えて調整したい」と榊原代表は実現に向けて動くことを約束した。

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