武尊、天心戦からちょうど1年「あの負けがあったから命かけられる」
元K-1三階級王者の武尊が、昨年6月19日に行われた『THE MATCH』(東京ドーム)にて、那須川天心と戦ってから1年経ったことを、本日19日、自身のTwitterでメッセージを発表した。「あの日の負けがあったから」と再出発できたことへの想いと決意を綴った。
【フォト&動画】武尊の右がヒットする瞬間!天心との激闘=ノーカット動画も
武尊は数年前から期待された天心が実現し、3分3Rの真っ向勝負を挑んだが、1ラウンド終盤にダウンを喫し、以降攻め続けたが、天心の当てさせず当てる上手さもあり、判定で敗れた。
3ラウンドの短い戦いで一度ダウンを奪われてしまうと判定でその点数差を覆すのは厳しい。最終ラウンドに互いに打ち合いに出て武尊の逆転も期待されたが、倒すに至らなかった。
武尊は1年前を振り返り「THE MATCHから今日で一年。あの日の負けがあったから試合後に貰ったみんなからの言葉があったから6月24日また格闘家として命を懸けれる。
全てに感謝して全力で戦う。必ず勝つ」と強いメッセージ。
6月の『THE MATCH』後、武尊はケガやパニック障害などのメンタル疾患の治療を理由に休養。公式試合は行わず、タイやアメリカで修行を行ってきた。同年11月にはK-1や所属ジムKRESTとの契約解除を発表。以降も海外修行を重ねてきた。
命をかけるという武尊の再起戦は6月24日(土・現地時間)フランス・パリで開催される[ISKA K-1ルール世界61kgタイトルマッチ]だ。
相手は63.5kg王者のベイリー・サグデン(英国)。サグテンは昨年3月にISKA K-1ルール世界63.5kg王座を獲得、今回は2階級制覇を狙う。その強豪相手の一戦、全てをぶつけたバチバチの武尊のファイトが見られそうだ。
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