【ボクシング】一撃で相手が宙に舞う戦慄KO！無敗のチューが暫定王座防衛、チャーロの４団体王座に王手

2023/06/18（日）UP
（最終更新：2023/06/19 12:46）

　17日、オーストラリアにて行われたプロボクシング［WBO世界暫定スーパーウエルター級タイトルマッチ］で左フックでアゴが跳ね上がりながら宙に浮き、ロープまで吹っ飛んだ衝撃的なKO劇が起こった！
　勝ったのは暫定王者ティム・チュー（28=豪）。わずか1ラウンドでカルロス・オカンポ（メキシコ）をマットに眠らせ、タイトル防衛に成功した。

【動画】フックで相手が宙に舞い豪快KOの瞬間

　チューは3週間前に友人のバーベキューで犬に右腕を噛まれて26針も縫ったが、その心配を大きく跳ね返した圧倒的な結果となった。

　試合開始からチューは左右の強烈なフックをヒットさせる！そして開始20秒、右フックで最初のダウンを奪うと、立ち上がった相手に再びパンチの連打！最後は左フックで相手のアゴにヒットすると、大きく宙に浮き、ロープまで吹っ飛び崩れ落ちていった。
　多くのパンチを当てたチューだが、相手からは1発のパンチももらわなかった。

　この勝利で、チューは無敗記録を23戦（17KO）に伸ばし統一戦に向けた指名挑戦者の地位を維持している。
　チューは同級4団体統一王者ジャーメル・チャーロ（米国）と今年1月に対戦が予定されていたが、チャーロの練習中の左手負傷により延期に。年末にチャーロと統一戦を行うとされているが、この勢いでチューが4団体王座獲得なるかにも期待される。

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