2023/07/19（水）UP
（最終更新：2023/07/19 21:58）

瓜田純士が朝倉海の欠場にクレームを入れるファンに怒り

　7月30日（日）さいたまスーパーアリーナで開催される『超RIZIN.2』の［RIZINバンタム級タイトルマッチ］でフアン・アーチュレッタ（米国）と対戦する予定だった朝倉海（トライフォース赤坂）が左ヒザ側副靭帯損傷による欠場となり、扇久保博正（パラエストラ松戸）が代わりに出場となった。
　この発表に対して批判の声が一部からあがっているようで、瓜田純士が自身のSNSで17日と18日の連日に渡り、アンチコメントに対して挑発を繰り返した。

【フォト】瓜田が睨んだ顔！朝倉海とのツーショット

　朝倉海は、17日の会見でケガの経緯を説明した。朝倉によると7月上旬、MMAのスパーリングで「僕が相手を投げようとしている時に、足の方向が変な方向にひねってしまって。そこに相手が乗ってしまって、内側がバチッと切れかけてしまいました」と明かした。

会見で謝罪した朝倉海。隣は榊原信行CEO（ RIZIN FF YouTubeより）

　医師からは「全治6週間から8週間」と言われ、少しでも出場の可能性を探ろうと様々な治療促進法を試したようだが、劇的な変化は無かったという。朝倉は前回の元谷友貴戦で3R KO勝ちを収めたが、右拳の骨折から1年3カ月ぶりの復帰戦だっただけに、再びのケガでさらに落ち込んでいたのは会見を見ても明らかだった。

　そんな中、一部のファンから朝倉海の欠場に対してクレームが入っているようで、それを知った瓜田純士が、17日のSNSで朝倉海とのツーショット写真を投稿し「怪我の欠場に“ガッカりだ”“PPV返せ”とか叩く奴いるけど、そいつらの数千円の為に格闘家は身体を破壊しながら試合しなきゃいけないのか？　ふざけんなよ？　中にはファンでそんなこと言うのもいる。ファンなら“勇気のいる決断でしたね　ゆっくり静養してください”だろうが」と怒りのコメントを書き込んだ。

　この投稿を見たユーザーからは「朝倉兄弟らが言えないポジショントークを言う役割なのは分かるがあまりに解釈がズレているし根本的に格闘技ファンに対するリスペクトが欠けている印象」や「お前らに取ってのたかが数千円が大事な奴もおるんやで」という反対意見、また「ほんと同じ気持ちです」や「瓜田さん、ありがとうございます。なんか、そういう嫌なコメント多くて悲しいです……海さんの怪我ももちろんですが、メンタルも心配です」と瓜田を称賛する意見に分かれている。

　近くで朝倉海の意気消沈した姿を見ている瓜田にとっては、意見を言いたい立場なのだろう。昨日18日にも瓜田はSNSでアンチコメントの書き込みを掲載して、「もっとこいよ」と挑発コメントを書き込んでいる。

　アンチファンの怒りを自分に向けさせるためなのか、瓜田は本気で向かい合う覚悟のようだ。今はただ朝倉海のケガの回復が早まることと、扇久保とアーチュレッタが熱い試合を見せてくれることを祈るしかない。

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