2023/07/17（月）UP
（最終更新：2023/07/17 20:04）

欠場の朝倉海が心境を明かした

　7月30日（日）さいたまスーパーアリーナで開催される『超RIZIN.2』の記者会見が17日行われ、［RIZINバンタム級タイトルマッチ］でフアン・アーチュレッタ（米国）と対戦する予定だった朝倉海（トライフォース赤坂）の左ヒザ側副靭帯損傷による欠場が発表された。また代役として、扇久保博正（パラエストラ松戸）が出場し、アーチュレッタとのタイトルマッチを行うことになった。

【フォト】海が扇久保と握手し想いを託す！海が頭を下げる場面

　会見に出席した海は、ファンやアーチュレッタ、関係者らに「本当にご迷惑をおかけして、すみませんでした」と頭を下げ謝罪。続けて「本当に悔しいですし、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。怪我をしたときは頭が真っ白になって、今でも心の整理がつかない状態です」と無念の心境を吐露した。

　ケガの状態について「今現在走ったり、深くしゃがんだりすることが出来ない状況」と説明し「そんな状態でリングに立つのは、とても失礼なこと」と断腸の思いで欠場を決意したと言う。

　ケガをした状況は、7月上旬に「MMAのスパーリングをしている時」で「僕が相手を投げようとしている時に、足の方向が変な方向にひねってしまって。そこに相手が乗ってしまって、内側がバチッと、切れかけてしまいました」と左ヒザを押さえる。

　医者によると「全治6週間から8週間」であり、少しでも出場の可能性を探ろうと様々な治療促進法を試したが、劇的な変化は無かった。12日に榊原社長と話し、欠場の意思を伝えたと言う。
　なお左ヒザの大きな負傷は初めてとのことだ。

　また復帰は、榊原社長によると「秋の復帰、9月24日のRIZIN.44、さいたまスーパーアリーナ、また10日1日愛知県体育館、早ければそこの復帰を目指してもらう」とケガの回復次第で9月、10月の大会を予定している。

　海は復帰戦で、アーチュレッタとの対戦を望むが、榊原社長は「今回勝ったほうと海選手がやるのは、一試合挟む必要があるだろう」とダイレクトでのタイトルマッチの可能性は低いとする。

　海は「必ずこのケガを克服してRIZINの舞台に戻ってくることを約束します、年内に復帰して今よりも強くなって、必ずベルトを巻けるよう頑張るので期待していただけると嬉しいです」と

　対戦相手のアーチュレッタはコメントで「とても不運なことだが、試合は行われなければならない。扇久保博正には心の底から感謝したい。彼はRIZINの中でもトップ選手で、俺が倒したキム・スーチョルとも良い試合をしているし、朝倉や井上にも勝っている。だが俺のやることは変わらない。リング上で素晴らしいパフォーマンスをし、ベルトを獲得する。7月30日は準備万端でベルトを獲りに行く」と急遽の相手変更にも、自信満々でベルト獲りを宣言した。

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