【RIZIN】鈴木千裕、王者ケラモフに殴りかかる乱闘騒ぎ「絶対KOしてやる!」
11月4日(土)、アゼルバイジャン・バクーのナショナルジムナスティックアリーナにて開催される『RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan』の主要対戦カード発表会見が本日14日、現地にて行われた。
会見では、RIZIN MMAルール フェザー級タイトルマッチとして王者ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)と挑戦者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)の対戦カードが発表され、2人がフェイスオフで睨み合うと乱闘騒ぎに発展した。
【フォト&動画】ケラモフが突き飛ばし、鈴木が拳を振りかざす!
まず鈴木は、「日本を背負って来ました、鈴木千裕です。俺はチャンピオンになるために、ここに来ています。今は、気が抜けた顔をしていますが、すでにエンジンがかかっています。今、ここで試合をしてもいいくらいです。みなさん、楽しみにしていてください」と意気込みを語った。
そしてケラモフは、「ようこそアゼルバイジャンへ。相手に言いたいのは、僕がこのベルトを1年間、守ります。欲しければ、いつでも戦う用意がある。僕がRIZINのチャンピオンです。鈴木もベラトールのチャンピオンに勝ったけど、100%僕が1年間ベルトを守ります」と勝利を宣言した。
これに対して鈴木は「あの試合(ベラトール王者パトリシオにKO勝ち)は、たまたまでも何でもない。ここが、本番。俺が、絶対KOしてやる!俺が絶対に勝つ。裏でやろうと言ってましたので、裏でやってもいいよ。今、ここでもやるよ」と持っていたマウスピースを口に装着すると、ケラモフの所へ近づき、目の前にあったベルトを奪い肩にかけて勝利をアピールした。そして「俺がチャンピオンになる、覚えておけよ!」と吐き捨てた。
この暴挙にケラモフは、「これまで戦ってきた選手はみんな強かった。何をやってもいいけど、お前は普通の相手だ」と挑発した。
さらにフェイスオフでは、額をつけて睨み合うと、ケラモフが鈴木を両手で突き飛ばす。これに怒った鈴木が右の拳を振り回して殴りかかり、関係者に止められる場面があった。ヒートアップする2人を見て、会場は騒然となる。
鈴木にしては珍しい態度だったが、アゼルバイジャン大会が現地でさらに注目を集めることになったのは間違いない。乱闘騒ぎはともかく、今回のタイトルマッチはどちらが勝つのか勝負論があるカード。鈴木の一発か、ケラモフの極めか、最後にベルトを腰に巻くのはどちらになるのか気になるところだ。
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