2023/09/21（木）UP
（最終更新：2023/09/24 22:47）

安保の試合前インタビューが公開された（C）AbemaTV,Inc.

　9月24日（日）の『RIZIN.44』で、宇佐美正パトリック（23=Battle-Box）とキックボクシングルールで対戦する元K-1スーパー・ライト級王者・安保瑠輝也（27=MFL team CLUB es）が、何とドーピング問題で揺れる木村ミノルとの対戦を熱望した。

【動画】安保「木村ミノルとやらせろ！」と熱弁

　20日、ABEMA格闘技チャンネルのYouTubeで公開されたこのインタビュー。まず安保は、次回対戦の宇佐美について「俺も練習の半分くらいボクシングやってるんで、ボクシングはすごいスポーツだとわかっているし、宇佐美の高校ボクシング6冠は本当にすごい」と評価。それでも、今回の試合が危ないか問われると「それはないですね。キックボクシングなんで」と一蹴。「実力が違いますね。かっこいいKOもいいんですけど、そうはならない、いたぶりますね」と眼中にない様子だ。

　あくまで安保は、K-1時代から対戦を熱望していた木村“フィリップ”ミノルに照準を合わせていた。しかし、木村はドーピングが発覚して半年間の出場停止処分となり、試合の実現とはならなかった。

宇佐美（左）と安保（右）がバチバチのフェイスオフ（2日の会見）

　そんな木村に対して安保は、「ずっと前から（ドーピング）やってたの知ってたので、それでもやりたいと思ってたので俺は。復帰が早いとか、いくら（周りが）言おうが、対戦相手の俺がOKって言ったらそれはOKなので」と試合実現へ気持ちは変わらないようだ。

　続けて、「アイツもちゃんと（薬を）抜いてクリーンになるって心でやるなら、パワーとかそういうのは落ちると思いますよ、でもある意味強くなるんじゃないかなって俺は思う。結局、格闘技って心で戦うと思うので。俺がOKって言ってるんだからOK。俺が宇佐美倒してお前のこと指名したるから、その時に帰って来いよ」と話し、今回宇佐美を倒したうえで、木村を次回の対戦相手として指名すると語った。

　果たして安保は、今回の試合でインパクトを残し、熱望する木村戦を実現させる事が出来るのか。

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