2023/09/28（木）UP
（最終更新：2023/09/28 23:12）

朝倉海は皇治との試合が正式発表されずに困惑

　10月1日（日）開催の『RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA』に、ヒザの怪我で欠場中の朝倉海（29=トライフォース赤坂）の電撃参戦が発表され、相手にはMMAデビューとなる皇治（34=TEAM ONE）が調整されている。
　だが、大会3日前の28日現在、いまだに何も正式発表がない状態だ。朝倉と皇治は2人とも自身のSNSで困惑している心情をコメントしており、焦りすら伝わってくる。

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　そもそも愛知・名古屋大会は、UFCも経験した同県出身の井上直樹（26）が中心となっていたが、榊原信行CEOは前戦での怪我による欠場を報告。がっかりするファンに、代打として同県出身の朝倉海の電撃参戦を24日『RIZIN.44』で発表した。その場で、皇治に電話をして“OK”の返事をもらう前代未聞の場面を作った。

皇治も朝倉海との試合が正式発表されずに困惑しているようだ

　朝倉は25日、Instagramのストーリーズで「正直複雑な気持ちです。ただ今の自分があるのはRIZINのおかげ。困っているときは助けたい。もし決まれば全力で倒しに行く」と意気込みを掲載。

　皇治は自身のXで「いいともおじさんのテレホンショッキング誰に回そかな」「いや、俺が1番複雑やがな。笑俺もRIZINに感謝しとるよ。後は、はりきって名古屋出場選手で盛り上げて♪」とコメントした。

　おそらく両者はRIZINとの話し合いをしているはずだが、いまだに（28日、20時）発表なしという事態に朝倉は「結局どうなるんだ？」と自身のXに本音をこぼし、皇治も「ほんでどないなるんやあ？」と書き込んだ。

　朝倉は今年7月上旬のMMAのスパーリング中、「僕が相手を投げようとしている時に、足を変な方向にひねってしまって。そこに相手が乗ってしまって、内側がバチッと、切れかけてしまいました」と左ヒザを負傷。全治6週間から8週間と診断されて、ようやく動けるような状態だという。

　試合が決まっていなかったため、もちろん完璧な状態ではないのは明らかで、朝倉を心配する声もある。さらに皇治は、年末の予定でMMAデビューへ向けて練習を積んでいたようで、こちらもすぐにというわけにもいかないだろう。

　朝倉の投稿を見たユーザーは、「タイトル戦万全で見たいです」や「出なくていいですよ！むしろ次に専念してほしい」といった心配の声が多く見られた。皇治の投稿を見たユーザーは「本当2人でサイン会、撮影会してくれるだけで充分。絶対無理してやる必要ない」や「見たいけど。無理はして欲しくない‼」など複雑な胸中が書き込まれている。

　本当に朝倉海と皇治は、試合をするのだろうか。もしも実現するとすれば、ルールも含めて、正式発表を待ちたいところだ。

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