【UFC】V2達成の王者マカチェフ、ヴォルカノフスキーをKOしたハイキックは「ベストの戦術だと考えていた」

2023/10/22（日）UP
（最終更新：2023/10/22 19:32）

　10月22日（日本時間）にUAEアブダビで開催された総合格闘技イベント『UFC294』メインイベントのライト級マッチで、挑戦者でフェザー級王者のアレキサンダー・ヴォルカノフスキー（オーストラリア）を初回KOで下し2度目の防衛に成功した王者イスラム・マカチェフ（ロシア）。大会後の記者会見で、勝負を決めたハイキックを「ベストな戦術と考えていた」と、準備していたものだったことを明らかにした。

【動画】マカチェフ、衝撃のハイキックKO！ヴォルカノフスキーの意識が飛ぶ

　両者は今年2月にマカチェフの初防衛戦で対戦し8ヵ月ぶりのリマッチ。試合は1R中盤すぎ、マカチェフの左ハイキックが炸裂！ヴォルカノフスキーがダウンしたところにマカチェフがパウンドを落とし、衝撃の初回KO劇となった。

　マカチェフは決定打となったハイキックについて「自分のハイキックはコーチからも高い評価を受けていて、過去も出そうと考えていたが、今回の相手のヴォルカノフスキーが自分より身長が低かったので、ベストな戦術だと考えていた」と、戦術として数ヶ月前から準備していたことを明かした。

　マカチェフはまた、次戦について「相手の名前を教えてもらったら、私はやることは契約書にサインをするだけだ。チャールズ（オリベイラ）、ジャスティン（ゲイジー）、どちらでも構わない。私はいつでも戦う準備はできている」と、余裕の構えを見せた。

　キャリア25勝で11一本とグラップラーのイメージが強いマカチェフだったが、今回の勝利でより完成されたMMAファイターであることを証明できたようだ。

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