2024/01/17（水）UP
（最終更新：2024/02/20 08:51）

PFL23年シーズン・フェザー級王者ピネド（右）とベラトール同級王者パトリシオ・ピットブル（左）が睨み合う！©️PFL

　2月24日（土・現地時間）サウジアラビア・リヤドで開催される『PFL Champions vs BELLATOR Champions』で、PFLとBELLATOR、4階級の王者同士の対決が決定した。
　昨年11月にPFLがBELLATORを買収し、夢の対抗戦が実現することに。
　ヘビー、ミドル、ウェルター、フェザーの4階級で行われ、フェザー級ではRIZINでもお馴染みのBELLATOR同級王者パトリシオ・ピットブル・フレイレ（ブラジル）が参戦する。

【フォト・動画】決定したカード一覧、PFLヘビー級王者フェレイラの一撃秒殺KO！

　PFL公式サイトによると、PFLでは禁止されていたヒジ打ちを今大会では解禁。
　4階級の王者対決では、新しく作られた”スーパーファイトチャンピオンベルト”が懸けられ、賞金は勝者総取りとなる。

【決定したタイトル戦4カードの見どころ】※PFLはシーズン制のため、王者はすべて23年シーズン王者。

＠PFLMMA

▼ヘビー級
ヒーナン・フェレイラ（ブラジル／PFL同級王者）
vs
ライアン・ベイダー（米国／BELLATOR同級王者）

　フェレイラはチームノゲイラ所属、身長2mの巨漢ファイターだ。12勝で11フィニッシュ（10KO・1一本）と高い決定力を誇る。
　対するベイダーはUFCで活躍後、BELLATORに参戦するとヘビー級＆ライトヘビー級の2階級制覇。こちらも剛腕パンチ・パウンドを得意とし、打撃の激闘が予想される。

＠PFLMMA

▼ミドル級
インパ・カサンガナイ（米国／PFLライトヘビー級王者）
vs
ジョニー・エブレン（米国／BELLATORミドル級王者）

　PFLではミドル級王座が無いためライトヘビー級王者のカサンガナイがミドル級戦に。カサンガナイはUFCからPFLに来ると、5連勝で昨年度王者となったオールラウンダーだ。
　対するエブレンは14戦無敗のパーフェクトレコードを持つストライカー昨年。9月の防衛戦では試合後乱闘を繰り広げており、階級上の相手にもひるむことはないだろう。

＠PFLMMA

▼ウェルター級
マゴメド・マゴメドケリモフ（ロシア／PFL同級王者）
vs
ジェイソン・ジャクソン（ジャマイカ／BELLATOR同級王者）

　マゴメドケリモフは空道やムエタイで戦績を残し、18年にPFLに参戦。18年と23年に優勝しているオールラウンダーだ。
　対するジャクソンは19年からはストラッサー起一ら元UFC勢を相手に7連勝、11月には無敗のヤロスラフ・アモソフにパンチでKOし王座を獲得した。

＠PFLMMA

▼フェザー級
ヘスス・ピネド（ペルー／PFL同級王者）
vs
パトリシオ・ピットブル・フレイレ（ブラジル／BELLATOR同級王者）

　ピネドは元UFCファイターで、UFC離脱後の7勝は全て打撃によるKOと勢いがある。
　対するパトリシオはBELLATORのPFPランキングで常に上位につける2階級制覇者。昨年6月、3階級制覇を狙いバンタム級王座戦に挑むも打撃で敗北。7月にはRIZINで鈴木千裕に1RKO負けした。その後頸椎ヘルニアの手術を経て、今回の試合に挑む。

　実績ではパトリシオが圧倒的に上だが、勢いに乗るピネド相手にどのような試合になるか。