【ONE】王者スーパーレック、武尊に激勝も「ボディブローをもらい倒れると思った」

2024/01/29（月）UP
（最終更新：2024/01/29 01:32）

　2024年1月28日（日）東京・有明アリーナにて『ONE 165: Superlek vs. Takeru』が開催され、メインイベントのONEフライ級キックボクシング世界タイトルマッチで武尊（team VASILEUS）に判定勝ちし2度目の防衛に成功した王者スーパーレック・キアトモー9（タイ）が試合後のインタビューに応じ、「ボディブローをもらい倒れると思った」と語った。

【フォト】スーパーレックが強烈な右ローで効かせる！武尊はボディブローを効かせた激闘

　試合は前半2Rまでスーパーレックの右ローで武尊がダメージ。しかし3Rに武尊がパンチ連打でスーパーレックがロープを背にさせくの字にさせる場面も。お互い死力を尽く激闘だったが、ヒザとローでスーパーレックが主導権を握り、スーパーレックが判定勝利を収めた。

　スーパーレックは武尊について「自分自身も打撃は強いと思っていますが、武尊選手は全然倒れなかったので強い選手だと思います。武尊選手のボディブローをもらって効いてしまい本当に倒れると思いましたが、生き残るために全てを出し切りました」と武尊の強打を受けて危なかったと明かす。

　自身の作戦については「作戦通り、ローキックを効かせていた感触はありました。私は彼の右フックと左フックにカウンターを合わせる作戦を立てていましたが、試合では武尊は凄く準備してきたので違う展開になりました」という。

　昨年9月のロッタン・ジットムアンノンのムエタイ頂上決戦と今回の武尊戦とどちらが疲れたかとの問いには「ロッタン戦の方がムエタイルールだったことで武器が多くなり、疲れました。今回キックルールなので武器が制限されていましたが、武尊選手とは凄く興味深い試合ができて楽しかったです」と答えた。

　そして、今後については「私はチャレンジし続ける人生でいたいので、バンタム級に上げることは凄く興味深いことです。ただフライ級でもやり続けるには問題ないのでどんどん試合をやっていきたいです」とバンタム級に階級を上げることも視野に入れつつも、フライ級でも戦いたいとした。

▶︎次ページは【フォト】スーパーレックが強烈な右ローで効かせる！武尊はボディブローを効かせた激闘

• 1
• 2

• ≪ 前のページへ
• 次のページへ ≫

●編集部オススメ

・【試合結果・速報中】1.28『ONE』武尊（たける）vsスーパーレックほか全試合速報

・【ONE】武尊、王者スーパーレックと激闘も判定負け！右ローキックに苦戦＝試合結果

・【ONE】青木真也、貫禄チョークで一本勝ち！ノースカット欠場で元UFCリネカー登場に“やるしかねえだろう”

・【ONE】平田樹が悔しい敗戦、三浦彩佳の“寝技漬け”に何もできず