【結果】武尊、王者スーパーレックと激闘も判定負け!右ローキックに苦戦=1.28 ONE
ONE Championship
『ONE 165: SUPERLEK VS. TAKERU』
2024年1月28日(日)東京・有明アリーナ
▼メインイベント フライ級 キックボクシング世界タイトルマッチ
〇スーパーレック・キアトモー9(タイ)
判定3-0
●武尊(日本/team VASILEUS)
『THE MATCH 2022』での那須川天心戦(判定負け)後にK-1を離れた武尊は、昨年6月フランスでの再起戦をKO勝利。熱望したロッタンの負傷欠場により相手がスーパーレックに変わったが、ONE初参戦にして王座獲得のチャンスが来た。
スーパーレックはムエタイ超強豪。ルンピニースタジアムのフライ級とバンタム級王座、WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王座など多くのタイトルを獲得している。ONEでも12勝1敗と好成績だ。
【フォト&動画】スーパーレックが強烈な右ローで効かせる!武尊はボディブローを効かせた激闘
1R、武尊は左インロー、左ハイと蹴っていくがスーパーレックは右ローに力を込め本数を増やしていく。
続く2Rもスーパーレックは前に出て右ストレートをヒット。さらに右ローを打ちつけるスーパーレック。武尊にダメージか。
3R、スーパーレックは武尊を近づかせず、右ローを蹴り溜める。しかし武尊は左ミドルを効かせ、ここからグッと距離を詰め左ボディから左右フックの連打で猛攻。スーパーレックをロープを背にさせくの字にさせ絶好のKOのチャンスもゴングで逃す。
4R、武尊はボディのダメージを見て取り三日月蹴りをヒットさせるもスーパーレックは前蹴りで前進を止め、ヒザ、右ロー。
最終の5R、武尊は左ミドルから入るが、スーパーレックは接近してのヒザ、右ローで主導権を握る。武尊は右ストレート、左フックなど最後まで前進していくが、スーパーレックのリードは変わらず。判定は3-0でスーパーレック、武尊を退け王座を守った。
勝利したスーパーレックは「私のスキルを日本のファンの前で発揮でき嬉しかったです。武尊選手の強さには驚きませんでした。そういう評判でしたし、とても根性のある選手です。私は常に準備できていて、チャトリCEOの指示に従います。武尊選手との再戦でもロッタンとの対戦でも何でもやります。(5万ドルのボーナス獲得を告げられ)非常に感謝いたします。ベルトをタイに持って帰り、もっともっと強くなります」と喜びの声を届けた。
リングに残った武尊は「絶対勝って世界一を証明して応援してくれていたファンの人たちや集まってくれたみなさん、PPVで見てくれてるみんなにパワーを与えたかったんですけど、そのために今できる、今の体でできるところまでやりました。絶対勝って、みんなに武尊についてきてよかったと思ってもらいたくて、死ぬ気で頑張ってきたんですけど、いま地震とかいろんなことがあって苦しい思いをしている人がたくさんいて、僕が命懸けで戦って、頑張ればいいことあると見せたかったんですけど、僕ができる限界はこれまでです。これ以上は体を作れません。本当に今日集まって頂いてありがとうございました。僕を信じてずっとついてきてくれたみなさん、本当にありがとうございました」と涙ながらに語り、リングを後にした。
なお、本大会はABEMAにて国内独占配信された。
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