2024/02/23（金）UP
（最終更新：2024/02/23 19:06）

王者の髙橋（左）と挑戦者の横山がバキバキマッスルボディで計量パス

　2月24日（土）東京・後楽園ホールで開催される『Krush.158』の前日計量が23日、都内にて行われた。ダブルメインイベント第1試合（第7試合）の［Krushスーパー・フェザー級（-60kg）タイトルマッチ］で対戦する、王者・髙橋直輝（若獅子会館）が59.75kg、挑戦者・横山朋哉（リーブルロア）がリミットの60kgで計量をクリア。
　両選手とも、見事に腹筋の割れたバキバキマッスルボディを披露した。

【フォト】髙橋と横山、腹筋割れたバキバキマッスルボディ！

　髙橋は長らくフェザー級を主戦場とするも、勝ち負けを繰り返していた。しかし、22年5月に1つ上のスーパー・フェザー級に上げてから4連勝。昨年9月、当時の王者・中島千博に判定勝利を収めて王座を獲得した。今回は初防衛戦。

　対する横山はK-1 WORLD GP第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント第3位の実績を持つ。現在3連勝中で、直近は大岩龍矢と江川優生も下すなど、勢いに乗る。
　なお、今大会は前売りでチケットが全席完売となっている。

コメントする横山

　計量後の会見、横山は「明日は最高のリングで、超満員の後楽園ホールで勝って、チャンピオンになりたいと思ってます」、髙橋は「今横山選手も言ってた通り超満員なんで、僕も盛り上がって、絶好調にやっていこうかなと思ってます」とそれぞれ意気込む。

　今日向かい合った印象について、横山は「調子良いのかなっていう印象ですね。あとは想定内でした」とし、髙橋は「ほぼ同じで、調子良さそうやな、あとは楽しみやなぐらいですかね」とコメント。

　明日の試合へ向けて、1番頑張ってきたことを問われると、横山は「特にはないですね。やっぱ僕は今ある全力を出すための練習しかしてないので、これをやってきたっていうのは特にはないです」、髙橋も「パンチが何でとか言うとね、ネタバしみたいになっちゃうから秘密で」と互いに多くは語らず。

　横山は、タイトル戦というところで心境的にいつもと違う部分はあるか聞かれ「別に今のとこは何にも感じなく、普通に 1人の髙橋選手を倒すことだけしか考えてないですね。特にタイトルマッチだからどうこうっていうのは、今は全然ないです」と、変に気負う様子はない。

髙橋はいつも通り絶好調

　髙橋は初防衛戦という部分で、何か感じているか尋ねられ「僕も初防衛とか正直そんな気にしてなくて、言うたら僕もチャレンジャーみたいなもん。言うたら有名人じゃないですか。だから僕もね、横山選手に挑戦するつもりで、挑戦をされて挑戦もするって、すごい何かええ感じやな思いますね」と、チャレンジャーのつもりで試合に臨むとした。

　今日の調子を問われた髙橋は「今日はちょっとね、寒いんでね。ちょっと指先とか冷えてるんですけど…絶好調ですね！もちろん絶好調です。明日はなってみないとわからんわけじゃなくて、絶好調ですね」といつも通りの絶好調。同じく調子を聞かれた横山は「今日の調子は…絶好調！」と返し、笑いをとる余裕を見せた。

どちらに軍配が上がるだろうか

　Krushのベルトを獲る意味について、横山は「取る意味は特にはないと思うんですけど、自然と勝ってきてチャンスをもらえて、ベルトが僕に寄ってきた感覚。まあチャンピオンになりたいっていうのは変わらず。1番強くなりたいっていうのを、ベルトが証明してくれるだけ。取る意味っていうより、組まれた試合は勝っていくだけ」と、あくまで目の前の一戦一戦にフォーカスしてるようだ。

　一方、ベルトを持つ意味を聞かれた髙橋は「結局はここも階段の途中というか、道の途中。僕も言うたら、最強を目指してるんで。その途中の副産物というかね、そこからもう1個上のベルトもあるんで、それを目指してますね」と、K-1のベルトを目標に掲げた。

　果たして、絶好調同士の一戦はどんな結末を迎えるだろうか。

＜計量結果＞
▼Krushスーパー・フェザー級（-60kg）タイトルマッチ/3分3R・延長1R
髙橋直輝（若獅子会館）→59.75kg
vs
横山朋哉（リーブルロア）→60kg

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