2024/07/26（金）UP
（最終更新：2024/07/26 23:26）

黒川（左）と林（右）のマッスルボディ

　7月27日（土）に東京・後楽園ホール開催される『Krush.163』の前日計量が26日、都内にて行われ、第9代Krushバンタム級王座決定トーナメント準決勝で対戦する黒川瑛斗（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）が52.90kg、林佑哉（K-1ジム大宮チームレオン）が52.85kgで計量パス。
　だが、もう一つの準決勝は白幡裕星（K-1ジム総本部チームペガサス）が53.00kgで計量パスしたものの、峯大樹（若獅子会館）が減量中に病院へ緊急搬送されて試合は中止となり白幡の不戦勝が決まった（※峯は無事と報告）。

【フォト】バンタム級T出場の黒川瑛斗と林佑哉のマッスルボディ！

　第9代Krushバンタム級王座決定トーナメント準決勝は、黒川瑛斗と林佑哉が対戦。

第9代Krushバンタム級王座決定トーナメントは、峯が失格のため3人で争うこととなった

　黒川は『K-1 AWARDS 2021』のアマチュアMVPに選ばれ、22年5月のKrush-EXでプロデビュー。4勝1敗で23年10月に大久保琉唯と対戦も判定負け。今年3月の鵜澤悠也でKO勝ちを奪った。

　対する林は広島を拠点としていたファイターで、アマチュアでの戦績は100戦超。プロでは西日本を中心に活躍し、RKSバンタム級のタイトルを獲得。Krushには24年1月に参戦し、坂本寿希から判定勝ち。6月には白幡太陽（白幡裕星の兄）をKOで下している。

　もう一つの準決勝は、峯大樹が失格となったため、白幡裕星の勝ち上がりとなった。

　白幡は2020年12月のムエタイオープンでスーパーフライ級王者決定戦に勝利して戴冠。21年2月のREBELS-REDスーパーフライ級タイトルマッチで王者・老沼隆斗に判定勝利を収め王座を奪取（現KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王座）。23年2月にKrushで元Krushバンタム級王者の吉岡ビギンから勝利、6月に壬生狼一輝に判定負け。9月に入江亮太、12月に小浦翼から連続勝利した。

　各選手のコメントは以下の通り。

相手の失格で不戦勝が決まった白幡は、明日の大会でミット打ちなどを行う予定だ

白幡裕星
「（意気込み）明日、頑張りますと言いたいところでしたが、相手がいないので。明日は会場に空席を作りたくないので、何かできたらなと思っています（ミット打ちなどを検討中）。明日は2人の試合を見て、10月に自分が必ずチャンピオンになります。計量オーバーする人とは二度と試合はしないです。（黒川と林の準決勝について）自分の試合があったんで気にしないようにしていたんですが、林選手は何回はスパーをやったことがあって爆発力がある。黒川選手はこの前の試合をみたら攻撃的なサウスポースタイルなので、どっちが来ても面白い試合になりそうです。明日は勉強しながら観ようと思います。（ベルトへの思い）価値のあるベルトだと思っています。1試合1試合、僕たちは命がけでやっているので、試合がなくなったのはショックです。でも10月の決勝は、2人は怪我してでもベルトを獲りに来る選手だと思っています。どちらが来ても勝てるようにしたい」

黒川はベルトへの思いを語った

黒川瑛斗
「やることはしっかりやってきたんで、それをリングで出せればおのずと結果はついてくると思います。（相手の印象）対面して、かっこいい顔してんなと。僕が女の子ならほれていました。（白幡の不戦勝について）白幡選手が上がってくると予想していたので、形がかわったとはいえ、考えた通りになりました。（ベルトへの思い）このベルトを巻いている背中をたくさん見て育ってきたので、ついに自分が巻かないといけないなという責任感が出ています。（どんな試合を見せたいか）こいつがベルト巻くなと見ている人が思える試合をしたい」

林はKOを狙いに行くという

林佑哉
「しっかり仕上げることができました。明日は最高の状態で試合ができると思います。楽しみです。（相手の印象）実際に対面してみて、自分が倒せるなというイメージができました。（白幡の不戦勝について）ビックリはしたんですけど、反対のブロックは白幡選手が勝ち上がってくると思っていました。（ベルトへの思い）Krushのベルトは歴代に素晴らしい選手がいますので、絶対に獲りたいベルトです。一回戦目からKOで勝ちたい。（どんな試合を見せたいか）Krushのトーナメントなので、全部KOで勝ちたい。倒すことを意識しています」

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