【Krush】伊藤健人、大岩龍矢を相手に初防衛戦「このベルトの価値を高める!」=7.27
5月23日(木)都内にて、7月27日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.163』の記者会見が行われ、対戦カード7試合が発表となった。Krushライト級タイトルマッチでは、王者の伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアウラ)に大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が挑戦することが決まった。
伊藤は、J-NETWORKアマチュア全日本ライト級優勝などアマチュアで実績を残し、14年2月のKrush後楽園大会でプロデビュー。22年鈴木翔也戦から4連勝で勢いに乗り、前回は24年2月にKrushフライ級タイトルマッチで王者・里見柚己にKO勝利して新王者となった。
大岩は、元ラガーマンで強靭なフィジカルとパワーを武器に、21年には第4代Bigbangライト級王座を戴冠。22年4月には江川優生を撃破。9月は盟友・武尊が返上したK-1スーパー・フェザー級王座をかけたトーナメントに挑むも、準決勝でレオナ・ペタスにKO負け。23年12月は篠原悠人をKO、24年2月には弘輝を破って2連勝でタイトルに挑戦する。
今回が初の防衛戦となる伊藤は、「このベルトの価値を高めていく。このベルトを巻くことに価値があると思っているし、もう1回価値を上げたい。そのためには防衛を重ねることで、ベルトの価値が上がると思っている」とチャンピオンとしての誇りを垣間見せた。
また挑戦者の大岩に対して伊藤は「階級を上げてきた時、いずれやるなと思っていました。初防衛戦の相手かなと」と予想していたという。
大岩は「いつまでここにいるんだよと、まだいたのかよという人もいるかもしれないけど、自分でもそう思う。でも、今回が4度目の正直、必ずKrushのベルトを巻く」と強い決意で戦うことを明かした。
そして大岩は「Krushのベルトが、自分のことを待っている。だから、巻かないといけない。Krushのベルトを獲るという気持ちが強い」と続け、かなりの執念が感じられた。
それでも伊藤はKrush王者としてのプライドが高く、「他にもチャンピオンがいるけど、Krushのチャンピオンが一番だと思っている」とベルトへの思いは一歩も引かないところを見せた。
伊藤の初防衛か、大岩が悲願の王座奪取なるか、Krushライト級タイトルマッチは熱い戦いが見られそうだ。
▶次ページは、【フォト】伊藤、前王者をKOして王者となったシーン
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