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【ボクシング】重岡銀次朗がTKO負けで王座陥落!タドゥランの連打にまぶた腫らし視界も厳しく

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2024/07/29(月)UP

タドゥランの左がヒット!重岡銀次朗はキャリア初の敗北Ⓒ亀田プロモーション

 7月28日(日)滋賀ダイハツアリーナにてボクシングイベント『3150FIGHT vol.9』が開催され、滋賀県で初となるボクシングの世界タイトルマッチ[IBF 世界ミニマム級タイトルマッチ]では、同級王者・重岡銀次朗(ワタナベ)が自身初となるメインイベントで出場。元同級王者で現1位の指名挑戦者ペドロ・タドゥラン(フィリピン)を迎え、3度目の防衛戦に臨んだが、9R 2分50秒レフェリーストップによるTKO負けで王座陥落。重岡はキャリア初敗北を喫し、アマチュア時代から続いていた無敗記録も途絶えた。

【フォト】重岡がTKO負け!その瞬間

ボディを攻めるタドゥランⒸ亀田プロモーション

 試合では、重岡が左右のボディ攻撃やカウンターの右フックで攻め込むも、ひるむことなく反撃してきたタドゥランのタフネスと攻撃力の前に苦戦を強いられる。

 試合中盤からは、右まぶたを大きく腫らした重岡が被弾する場面が増え、迎えた9ラウンド、ロープ際でのタドゥランの連打に重岡が防戦一方となったところでレフェリーが重岡を抱きかかえ、レフェリーストップとなった。

 アマチュア時代の戦績は兄・重岡優大との試合を棄権した1敗のみで56勝1敗。プロ入り後も11勝1無効試合と“人生無敗”を継続してきた重岡銀次朗がまさかの“人生初敗北”を喫することとなった。勝利したタドゥランは過去に獲得した IBF 世界ミニマム級王座を取り戻した。


◾️セミファイナルは1年前の対戦で引き分けとなった亀田京之介(TMK)vs中川麦茶(ミツキ)

亀田の左カウンターがヒット!(左)、中川との打ち合いを制したⒸ亀田プロモーション

 1ラウンドから積極的に打ち合った両者が、最終8ラウンドまで打ち合い続ける激戦となったが、僅かに有効打で上回った亀田が勝利し、因縁対決に決着をつける形となった。
 挑発合戦、乱闘騒ぎと様々な因縁のあった両者だが、試合後は互いの健闘を称えて抱擁し、相手への感謝のメッセージを交換していた。

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