那須川天心の初タイトル戦の相手、無敗アシロの強さとは！？前戦はアッパーで豪快KO＝動画あり

2024/08/22（木）UP
（最終更新：2024/08/22 18:21）

　10月14日（月・祝）に、東京・有明アリーナにて［WBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定戦］に同級1位の那須川天心（26＝帝拳）と同級2位のジェルウィン・アシロ（23=フィリピン）が対戦すると、22日、都内会見にて発表された。
　那須川は、4勝（2KO）の戦績を残しているが、対するアシロは9戦（4KO）無敗と高いKO率を誇る。　
　昨年からの４戦中３戦がKO勝利。前戦は豪快アッパーでKO勝利。その前にすでにボディも効かせていた。

【フォト＆動画】天心の相手、アシロのアッパー炸裂で豪快KO勝利！相手は立てず

　アシロは昨年からKOを連発している23歳の若手。“グラディエーター”の異名をもち、WBOオリエンタル・バンタム級王者にして、WBOアジア・パシフィック・バンタム級2位。身長168cm、オーソドックススタイルのカウンターパンチャーだ。

　今日の記者会見後の囲み取材でアシロの印象について問われた那須川は「カウンターしっかり狙ってくる印象で、フィリピンの選手と聞いたのでパッキャオみたいな感じかと思ったけど違いました（笑）」と余裕を見せた。
那須川は会見で今回の試合に向け「前回から試合期間が短いので、試合2週間前のトレーニングで自分のスタイルがわかり試合に出せた。そのマインドで試合で出したい。前回KOを狙いきったわけではないが、流れの中で倒すことが重要。今回もそれができたら」と圧倒を予感させた。

　前回の試合でもジョナサン・ロドリゲスを「スピードがあるとは聞いていたが想定以上で、自分のタイミングがつかめなかった。」と言わしめて、見事なKOを収めた那須川。アシロのKO率の高いカウンターも脅威だが、那須川のスピードについていけるか。そして那須川がKOに繋げるかなど注目が集まりそうだ。

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