2024/09/06（金）UP
（最終更新：2024/09/06 12:49）

武尊の２戦目の相手が欠場を表明した

　日本時間9月27日にタイ・ルンピニースタジアムで開催される『ONE Friday fights 81』で武尊（33=team VASILEUS）と対戦予定のブラックパンサー（24=タイ）が5日、自身のフェイスブックを更新。なんと足の怪我により武尊戦を欠場することを発表した。今年1月、約３週間前にロッタンが怪我で欠場したときと同じ状況が起こった。

【フォト】相手のブラックパンサー顔と欠場謝罪文、【動画】7月には豪快ハイキックKO勝利も

　ブラックパンサーは7月のONEでパンチでダウンを奪うと最後はハイキックで豪快KO勝利したが、そのときの怪我だろうか。
ブラックパンサーは自身のフェイスブックで「まず初めに、ワンチャンピオンシップに対し、この試合から棄権したことをお詫びしたいと思います」と欠場を申請したことを報告すると「試合までの間、無理をしてトレーニングを続けたが痛みは増していき整形外科の先生に相談して治療を受けた」と痛めながら練習していたことを告白。欠場の理由としては慢性的な足の痛みが長く続いているためだという。

「長年の慢性的な足の痛みがあり、これまで継続的な治療を受けていなかった。今度戦うと私の体に長期的な影響を与える可能性がある」と説明。ドクターストップのようだ。

ブラックパンサーがSNSに棄権したことを掲載

　また武尊と対戦することへの思いも語っており、「彼（武尊）はワールドクラスの選手だ。武尊が私を殴っても私には失うものは何もありません。逆にもし勝てたら私の人生は一変するかもしれません」とし、武尊に勝てば生活も人生も一変する可能性がありそれだけ挑みたかったが欠場を余儀なくされたという。

　通常、選手は試合の２〜３ヶ月前から相手の対策を徹底的に体に覚え込ませるのだが、ロッタンのときも約３週間前に欠場が発表されスーパーレックとなっている。数ヶ月、ロッタン対策をしてきて３週間前に相手が変更になると、一度身につけた動きを変更しなければならないことが多く、短期間にその選手の対策の動きを新たに身につけなければならない。

　海外サイトのビヨンドキックボクシングは、ブラックパンサーの代わりの選手は近日中に発表される見通しと報じているが果たして誰になるか。武尊が万全の調整で挑めることを祈りたい。

▶次のページは【フォト】相手のブラックパンサー顔と欠場謝罪文、【動画】7月には豪快ハイキックKO勝利も