カシメロ、井上尚弥戦は絶望か、体重超過で“1年出場停止”=海外報道
井上尚弥との対戦を狙う、元3階級王者ジョンリエル・カシメロ(34=フィリピン)が、日本での試合を1年間停止されたとフィリピンメディア『GMAニュース』他複数メディアが15日、報じた。
カシメロは13日の試合で、前日計量では1kgオーバーし、体重計に触るズルをしようとするも、2回目も600gオーバー。
当日計量の契約ウエイトに変更しパスすると、WBO世界バンタム級8位サウル・サンチェス(27=米国)に1R KO勝利を飾っていた。
【フォト・動画】体重超過したカシメロの身体、1ヶ月前・2ヶ月前のボディも
GMAスポーツのJMシアサット記者は15日、JBCの安河内剛氏から「JBCはすでにカシメロを体重超過のために1年間の出場停止処分にしました。これはJBCのルールであり、彼は1年間日本で試合を行うことが出来ません」とのメールを受けたと報じた。
このメールのスクリーンショットは、SNSでも拡散されている。
メディアによっては半年間と報じられているものもあったが、後に”1年間”と続報で修正された。
なおカシメロはSNSで、この報道に「もし本当じゃなかったらどうするんだ!」とキレている。
13日『TREASURE BOXING PROMOTION 7』(神奈川・横浜武道館)に参戦したカシメロは、当初スーパーバンタム級戦(122ポンド/55.3kg)だったが、14日の前日計量は56.33kgで1kgオーバー。2度目の計量でも55.9kgとパス出来ず、当日計量の128ポンド(約58㎏)契約で試合を行う。
試合ではいきなり剛腕を振るい、1Rで3度のダウンを奪い、2分41秒の衝撃KO。リングでは「井上尚弥、カモン!」とコールしていた。
プロモーターの伊藤雅雪代表は試合後の会見で、カシメロの井上への挑発発言に、「体重オーバーはすごく失望した」とした上で、記者の質問に、もし戦えば「あの左フックだったり噛み合えば何かある。復活をアピール出来た。井上選手の相手は決まっているが、挑戦者候補として食い込めるように交渉をしていきたい」と前向きな回答をしていた。
井上尚弥は12月に予定されている試合で「来年、今の階級でスタートしていくのか。しっかり身体を作って階級を上げてゆくのか」占う試合になると、来年のフェザー級への可能性に言及している。
今回のカシメロ報道が事実なら、井上との日本での対戦は、ほぼ絶望的と言える。
カシメロはフェザー級に上げ、更に井上を追いかけるのか。
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