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カシメロの井上尚弥への対戦要求、伊藤代表「体重オーバー失望」も、「もし戦えば」語る

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2024/10/14(月)UP

衝撃の1R KO勝利を飾ったカシメロ

 10月13日(日)神奈川・横浜武道館にて開催されたプロボクシングイベント『TREASURE BOXING PROMOTION 7』の[128ポンド(約58㎏)契約 10回戦]では、元3階級王者ジョンリエル・カシメロ(34=フィリピン)が、1R TKO勝利。WBO世界バンタム級8位サウル・サンチェス(27=米国)を下し「次回は井上尚弥だ、カモン!」と満面の笑顔で、井上戦をコールした。
 この一戦はスーパーバンタム(55.3kg)だったが、カシメロは前日計量を600gオーバーでパス出来ず、両陣営の話し合いの末、当日計量で58.06kgをクリアすれば試合成立とし、カシメロは当日朝10時45分の計量で58kgでパス。そして試合では初回に豪快なKOを見せつけた。
 プロモーターの伊藤雅雪代表は試合後の会見でカシメロの井上への挑発発言に、「体重オーバーはすごく失望した」とした上で、記者の質問に、もし戦えば「あの左フックだったり噛み合えば何かある」など回答した。

【フォト】カシメロが鮮烈KO勝ち!ダウンの瞬間も

 今回の試合では1R序盤から、いきなりカシメロが左ボディから右を効かせ、サンチェスをグラつかせる。サンチェスも左を返すも、グラつき続け手をつき、開始20秒で早くもダウン。
 立ち上がりサンチェスは反撃するが、カシメロの左フックをまともにもらったサンチェスが、大の字でダウン。
 なんとか立ち上がったサンチェス、カシメロはロープに追い詰め猛打、サンチェスの目がうつろな様子を見てか、レフリーが試合を止めた。
 カシメロはドヤ顔で、片腕立て伏せ。リング上はセコンドたちでのお祭り騒ぎだ。
 カシメロが鮮烈1R KO勝利を挙げた。

 喜びのカシメロはマイクで「あまり期待していなかったけど、自分の戦いとは、パワーショットとKOだ」と叫び「今日はベストを作った、次回は井上尚弥だ、カモン!」と満面の笑顔で、井上戦をコールした。

カシメロと井上尚弥戦についても言及した伊藤代表

 伊藤代表は、カシメロの井上に対する挑発発言や井上尚弥戦の実現について、記者からの質問に「皆さんカシメロの体重について、ひとつあると思うんですけど、正直僕も同じ想いです。体重は昨日すごく失望しました」と断った上で「リングの上のカシメロはかっこいいし、迫力もあるし、スピードもある。魅力的な選手だとリアルに思ったので、世間の皆さんがどれだけ納得してくれるか分からないですけど」
 計量失敗から当日計量パスのカシメロがこのパフォーマンスを見せたことで、どこまで世間が納得するか、それ次第ではあるという。

 続けて伊藤代表は「あの左フックだったり、見てくださった人は分かると思いますけど、(井上と)唯一噛み合えば何かある選手だと思える選手だったのは間違いないと僕は思うので。もちろん(井上)尚弥が先に当てて倒すかもしれない。でも唯一この階級で何か可能性を感じる選手だと間違いなく思えたので、それは示せたんじゃないかと思う。ファンの皆さんが体重含めてどう思うのか。それを含めた上で話をしていければと思います」と、まずは世間の声ではあるが、対戦についての可能性を答えた。

 カシメロの計量失敗もあり、井上との対戦の可能性があるとすれば、今回計量失敗したスーパーバンタム(55.3kg)ではなく、一階級上のフェザー(57.15kg以下)となるだろう。このカシメロの井上への対戦要求、世間、井上陣営はどう思うか。

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