2024/11/20（水）UP
（最終更新：2024/11/20 23:06）

良太郎がKNOCK OUTで2本目のベルトに挑戦する

　12月1日（土）東京・後楽園ホールにて開催される『KNOCK OUT 2024 vol.6』の［KNOCK OUT-REDスーパーライト級タイトルマッチ/3分5R・延長1R］で、初代KNOCK OUT-BLACKウェルター級王者の良太郎（池袋BLUE DOG GYM/team AKATSUKI）と、M-1 JAPANスーパー・ウェルター級王者デンサヤーム・ウィラサクレック（タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム）が対戦する。

【見どころ】

　前王者・バズーカ巧樹の返上に伴い今回のタイトルマッチが組まれた。ベテランの良太郎は、BLACK（ヒジなしルール）ウェルター級に続き、RED（ヒジありルール）でもタイトル獲得を目指す。対するムエタイの強豪デンサヤームは、KNOCK OUT4戦目にしてタイトルのチャンスを掴んだ。

【選手データ】

■良太郎（35＝池袋BLUE DOG GYM/team AKATSUKI）
身長 : 178cm　出身：千葉県柏市　戦績：35戦15勝（5KO）15敗5分
初代KNOCK OUT-BLACKウェルター級王者
元REBELS-REDライト級王者

■デンサヤーム・ウィラサクレック（22＝ウィラサクレック・フェアテックスジム）
身長 : 175cm　出身：タイ国・ナコーンラーチャシーマ　戦績：114戦 83勝(9KO) 28敗 3分
M-1 JAPANスーパー・ウェルター級王者
True4U CPトーナメント優勝

【このタイトルマッチへの意気込み】（主催者提供）

良太郎

（コンディションについて）
まあ、いつも通りですね。（トレーナーとして）教えている選手たちと一緒に練習しているので、自分のための練習もしっかりできてますしね。と言っても、年齢ももう35歳で、10代・20代の頃みたいに、1日3部練を毎日とかはできないじゃないですか。回復も考えながらやらないといけないですからね。ただ僕の場合は、1日必ず2～3ヵ所のジムを回っていて、そこで一緒に練習してますから、自ずと量は多くなりますけどね。自分の試合前の時期は、その中でやることの割合が変わるというだけで。

（対戦相手の印象について）
普通に若くて強い、いい選手だと思いますよ。ムエタイは本家ですからね、テクニックもあるし強いと思います。

（自身のファイトスタイルについて）
（首相撲もヒジもガンガン使うが）全くムエタイじゃないです。僕の場合は、以前にいた藤ジムの指導方法が今のいろんなジムとは全然違っていて、「前転・後転を毎日30分やれ」とか「サンドバッグを2時間ひたすら叩け」とかそんな感じで、YouTubeとかもなくて情報もないので、いろんな先輩方に聞いたり、本とかVHSビデオで見たりという感じでしたからね。また、内弟子だったので全員の練習相手をしないといけなくて。僕はタイ人とか、固定のトレーナーさんに教わってきたわけではないので、そこで作ってきたものですね。

（今回はどう戦おうと思っているか）
イメージはもうありますよ。「倒すならこうだし、倒されるならこうだろうな」というのはすぐ出てくるので。今、KNOCK OUTって試合の勝敗予想みたいなのやってるじゃないですか（ファンクラブサイトの『KNOCK OUT VISION』）。アレとかでも、大多数は僕が負けると思ってますよね？　たぶん7：3ぐらいで僕が負けの予想が多いと思うんですけど。
でも、僕の中でも9：1とかというほど低くもないので、倒せる可能性は全然あると思うし、「倒すならこうだろうな」というのもあるので、そこにコンディションをうまく持っていけば、あり得るんじゃないですかね。僕が僕に教えるんだったら、「この技だよ」というのがあるので。それが出るか出ないかは当日のお楽しみですけど（笑）。

（今回勝てばKNOCK OUTでは2本目のベルトになることについて）
獲れればうれしいのは当たり前だし、僕の場合は黒と赤、BLACK ＆ RED、両方のベルトが欲しいと思っているので、そこに対してのモチベーションはありますよ。
本当は僕が出した選手たちに赤と黒のベルトを獲らせたかったんですけど、それがここまでできなかったので、自分で獲りたいんですよ。正味、一番デカいのはそこですよ、今回。
ここで獲れれば、才能はないけど頑張ってきた成果にはなるんじゃないかなとは思ってます。

（今回の試合で一番注目してほしいポイント）
結局、どう転んでも判定にはならないと思うし、今考えているように戦えれば、確実に勝てると思うので、そうなるところを見てもらえればと思います。

デンサヤーム・ウィラサクレック