【RISE】宇佐美秀メイソン、早くも1位・實方拓海と王座決定戦、門口佳佑の”階級変更”戦も=12.21WS
12月21日(土)、千葉・幕張メッセイベントホールで開催される『RISE WORLD SERIES 2024 FINAL』の追加対戦カードが、23日の『RISE 183』で発表された。
ウェルター級(-67.5kg)王者の中野椋太が王座を返上、1位の實方拓海(日本/TSK Japan)と、3位の宇佐美秀メイソン (カナダ/クレイス)での王座決定戦が行われる。
また前フェザー級(57.5kg)王者・門口佳佑(EX ARES)が、1階級下のバンタム級(55kg)への転向を見据えた56㎏戦、前スーパーフライ級王者・大﨑一貴(OISHI GYM)の一戦も発表された。
宇佐美はRIZINで活躍する正パトリックの弟で、キックボクサーとして5勝(3KO)1ドローと無敗。RISEには今年6月参戦すると、いきなり王者・中野椋太と対決。2R、バッティングによる負傷ドローとなっている。
対する實方は国内のヒジありルールで次々戴冠してきたテクニシャン。現在5連勝で、今年10月のRISEではKO勝利している。
リングに登場した宇佐美は「本当は中野選手と再戦して白黒つけたかった」としながら「試合当日はしっかりKOで勝つ」と意気込む。
また實方は「僕も中野選手と戦いたかったですが」と前置きし「ずっと僕はRISEでやってきて、ここで積み上げてきたたくさんのものがあるので、誇りとプライドとRISEを背負って僕がチャンピオンになります。盾対矛、地味対派手でWSにふさわしい試合になると思います」とコメントした。
さらに前フェザー級王者・門口もリングに登場。門口は先月、安本晴翔に判定負けし陥落している。
リングで伊藤代表は「次は新たな階級で挑戦していきます」と発表。隣の門口は「僕55でいくかんじなんですか?今びっくりしてるんですけど」と、そんなつもりは無かった様子。しかし「チャンスあったら狙っていこうと思ってるんで」とバンタム転向もあり得るとした。
相手は、元ラジャダムナンスタジアム バンタム級6位オートー・ノーナクシン(タイ/ノーナクシンジム)。前戦は今年8月のRISEで拳剛に延長判定勝利。昨年にSB王者山田彪太朗に負けるも、その後NO KICK NO LIFE等で日本人王者クラスに勝利し、3連勝中だ。
また大﨑一貴も参戦。大﨑は先月、RISEスーパーフライ級王座を”RISE世界王座”を見据えるために返上。世界王座獲りに向けた強豪との一戦として、アルベルト・カンポス(スペイン/Phuket fight club)との試合が組まれた。スーパーフライ級戦(3分3R延長1R)。
大﨑はビデオメッセージで「対戦相手は僕と似たタイプ、激しい試合になる。ここはしっかり倒してクリアして、次の世界戦に向けアピールする」と意気込む。相手のアルベルトは「対戦相手は強いファイターで楽しみ」と、なんと全文日本語で挨拶。会場は”カワイイ”とどよめいた。
▶次のページは【動画】宇佐美が剛腕フックでKO!實方の豪快KOも
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