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亀田和毅の“弟分”カリストが世界戦へ計量パス「メキシカン同士の戦争だ」=12.21静岡

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2024/12/21(土)UP

ガルシアとカリストが世界戦へ計量パス

 12月21日(土)ツインメッセ静岡にて開催のプロボクシングイベント『3150×LUSHBOMU vol.3』の前日計量と会見が、12月20日(金)静岡県内で行われた。

 第1試合のIBF世界スーパーフライ級(52.16kg)王座決定戦に出場する、同級3位ウィリバルド・ガルシア(メキシコ)は51.6kg、同級4位レネ・カリスト(メキシコ)は 51.8kgで、ともにリミットをクリアした。

 試合に向けてガルシアは「これはメキシコ人同士による戦争だ。オレは34歳だけど、ボクシングを初めてまだ7年。実際は25歳みたいなもんだよ(笑)。そして、オレはリングの上では恐れない。相手に向かって前に出続けるだけ。 明日の試合はオレが必ずメキシコにベルトを持ち帰るよ」と強気の勝利宣言。

ガルシアとカリストのフェイスオフ

 それに対してカリストは「ジムの清掃のアルバイトから始まって、世界挑戦するところまできた。今は最高のモチベーションだ。自分を見い出してくれた(亀田)和毅にはとても感謝している。世界王者のベルトを獲って和毅に恩返ししたい。明日の試合は彼(ガルシア)が言っていたようにメキシカン同士の戦争。負けるわけにはいかない」とガルシアに負けず、世界王座奪取とプロボクサーを始めるきっかけと、この舞台まで導いてくれた亀田和毅 への恩返しを誓った。

メインの横山葵海とケビドも計量パス

 メインイベントのスーパーフライ級(52.16kg)8回戦に出場する横山葵海(ワタナベ) は52.0kg、対する東洋太平洋スーパーフライ級5位のデンマーク・ケビド(フィリピン)は 52.0kgで両者ともに計量をクリア。

 プロ2戦目でメインイベントに大抜擢された横山は緊張気味の面持ちだったが、「自分のボクシングをして良いパフォーマンスをしたい。デビュー戦のような勝ち方ができればと思います。できれば倒したいですね」と控えめながら明日への意気込みを語った。
 一方、ケビドは「明日の勝利を神に祈りたい。明日はフィリピンを背負って戦います」と勝利を誓った。

ヘビー級で復帰戦に臨む但馬ミツロと、対戦相手ブリトー

 セミファイナルのヘビー級(90.72kg以上)8回戦に出場する但馬ミツロ(亀田)とロスメン・ブリトー (ベネズエラ)は、但馬が 120.3kg、ブリトーが 100.1kgで両者ともにヘビー級リミット体重をクリア。

 今年3月の初の敗戦以来の復帰戦となる但馬は「初めての敗戦から自分が変わったところを観てもらえばと思います。ヘビー級という階級は日本の方にはあまりなじみがない階級だと思うけど、ヘビー級の凄さを感じてもらうにはKOするのが一番分かり易いと思います。明日はKOで勝ちます」とKO勝利を誓った。

 対するブリトーは「但馬は前進する力が強く素晴らしい選手。明日は間違いなく良い試合になる。日本のボクシングファンの皆さん、明日の試合をお楽しみに」と不気味なコメントを残した。

 その他のアンダーカード出場選手は亀田京之介(TMK)をはじめ、全選手が計量をクリア。今大会では第1試合に世界タイトルマッチが組まれ、全8試合とアーティストによるライブパフォーマンスも行われる。なお、全イベントの模様は12:30よりABEMAにて無料生中継される。

 

 

 

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