【RIZIN】王座陥落の鈴木千裕、2025年は「勝って勝って勝ちまくる」最短でベルト奪還狙う
12月31日(火)さいたまスーパーアリーナで開催された格闘技イベント『RIZIN.49』のフェザー級タイトルマッチでクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)に判定3-0で敗れ、同級王座から陥落した鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が試合後インタビューに応じ、「最短でタイトルマッチ」を目指すと発言した。
鈴木は再戦したクレベルの印象を「本当に強いですね、一言それに限りますね。すごく勉強になりました」と語る。勝負を分けたのは「三角を外してマウントを取られたところからですかね。そこから一気に流れが持ってかれちゃったという感じで。僕がヒジでカットした時に僕の流れが来ていて、マウント取られたところで流れが変わった」と振り返った。
クレベルに三角を極められかけた場面もあったが「ガッツリは入っていなかった、浅く抑えることができたので。練習していたので想定内ですね」と練習してきた通りに対処できたようだ。
そんな寝技のディフェンスに進歩を感じさせた鈴木だが、それでも敗れたことで「さっきクレべルと話して、練習に行きますと言いました。あんたのジム行かせて、教えてくれよ、勉強したい、と言ったので」と、何とクレベルに寝技などを教わるつもりだという。
「彼に勝つために彼に教えてもらいます。クレべルが引退しないでチャンピオンで居続けてくれたら、教えてもらって、それを当てて俺がチャンピオンになる。彼が引退したり、ベルトを誰かに取られたとしたら、クレベルに色々教えてもらったことを活かして俺がチャンピオンになります」と力強く宣言。
試合でお互いにカットして軽いダメージがあるものの「OKと言われればすぐ行く」とクレベル次第ですぐにでも練習を始めたいと語った。
今回失ったベルトは「1年で取り返せる」とし、「また振り出しに戻れたので、もう一回作り直して、格闘技を楽しむ時間が増えたっていう感じですよね。負けてどう最短で返り咲くかが、僕は格闘技の面白いところだと思うので」と語る鈴木。
2025年も「何でもやります。勝って勝って勝ちまくって、最短でタイトルマッチ行きましょう」と、最短1年で王座返り咲きを狙うと意気込んだ。
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