平本蓮、朝倉未来との再戦決定の“大人の事情”の詳細語る「ふざけんじゃねえよ」
5月4日東京ドーム開催の『THE MATCH 2』にて朝倉未来と平本蓮の再戦が決定し、本人の平本は1日にSNSで「2度とクソ共の大人の思惑にすり潰されないように 再起不能にします」「RIZINを俺がぶっ壊す」と不満を爆発させていたが、2日に自身のYouTube番組でその対戦決定の裏側を告白。“大人の事情”に、「ふざけんじゃねえよ」と怒りを見せた。
平本は朝倉と昨年7月『超RIZIN.3』で対決、平本が打撃でダウンを奪い1R TKO勝利となっていた。その後、朝倉は引退を発表していたが、12月31日の『RIZIN DECADE』で両者の再戦が発表。2人も登場しガッチリと握手を交わしていた。
しかし、平本はその後SNSで「グラップラーとの試合で評価を上げたかったから自分も最初は断りましたが 、大人の事情で再戦です」と何らかの事情があったことをほめのかし、その後に「受けなければ契約で飼い殺しにされたまま干されてました」と連投していた。
平本は今回YouTubeでの投稿の冒頭で、改めてこの再戦の件について言及。「見たくないと言っている人もいるが、RIZINが決めたことだから仕方がない」といい、平本は当初は3月30日の香川大会(RIZIN.50)でケラモフやシェイドラエフなどの外国勢との対戦をRIZINから打診され、その線で話を進めていたが、朝倉が復帰の意思をRIZIN側に伝えたことから、興行的成功の観点から、今回の再戦に“シフトチェンジ”したのだろうと想像する。
その上で「RIZINはなんだかんだ朝倉を勝たせたいと思うんだよね。ふざけんじゃねえよという感じだからさ。そういうRIZINを含め朝倉陣営を含め、大人の思惑を思いっ切りぶち壊してやりたいと思った」と怒り。
実際、平本が再戦オファーを受けると話し合いを行った際、既に会場となる“東京ドームはおさえている”と告げられたといい、完全に“朝倉主導”で話が進んていることに不満げな表情を浮かべた。
再戦のオファーを受けたことについて、朝倉がメリットがないにも関わらず1度目の対戦を受けてくれたことへの“恩義”と語る平本。今回は自分は勝ってもそれほどプラスではないとしつつも「朝倉はそんな簡単に勝てるやわな相手ではないし、前回以上の倍の練習をする」と油断はないといい、「最悪の状況を想定し、警戒心を持ってアスリートとして戦う」と朝倉戦に意気込んだ。
果たして、東京ドームで開催される5月の大一番、“平本vs朝倉2”はどのような戦いとなるのか。注目だ。
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