【RISE】白鳥大珠、2階級目の王座決定戦へ「世界で戦う説得力見せる」相手はセクサン倒した麻火佑太郎
白鳥（左）が麻火と王座決定戦
3月29日(土)東京・両国国技館で開催される『RISE ELDORADO 2025』の対戦カード発表会見が、29日行われ［スーパーライト級（-65kg）王座決定戦（3分5R無制限延長R）］で、同級2位・白鳥大珠（TEAM TEPPEN）と3位・麻火佑太郎（PHOENIX）が王座を争う。
白鳥は12月ペットパノムルンの敗戦から「もう一度日本で強さ見せる」と王座戦を決意、麻火は「やっと辿り着いた」と念願のベルトに王手をかける。
【フォト・動画】麻火佑太郎、”伝説セクサン”からダウンを奪った瞬間！
白鳥
白鳥は昨年12月に行われた、-65kgで世界最強を決める「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX」1回戦で、優勝者で現GLORYフェザー級王者のペットパノムルン・キャットムーカオと対戦し判定負けした。
19年にライト級王座に就いており、今回戴冠すると2階級制覇となる。
対する麻火は22年からRISEを主戦場とし、昨年4月には『ONE Friday Fights』で伝説セクサンからダウンを奪う大金星を挙げた。9月にチャド・コリンズに1R KO負けしたが、12月はヤン・カッファから逆転KO勝利を飾っている。
会見で白鳥は「空位のベルトに関しては、自分はいいかなという思いがあった。しかしペッチに差を見せられ負けてしまって。一度世界で敗れてしまっている以上、もう一度日本で強さを見せる」と王座戦に臨む理由を語る。
続けて「ここで差を見せてしっかり倒して勝って 世界と戦う説得力をつけてそこに辿り着きたい」と世界への出直し戦だとする。そして「ランキングを見てもベルトが似合うのは俺しかいないだろうな」と自信も。
麻火
麻火については「いい選手だけどまだ早いよ。負けていられない。しっかり差を見せて勝つ」とし、番狂わせが起こる可能性については「昔だったら油断だったりがあったが、今の僕にはない。前回の自分の試合を超える。過去最強のペッチと戦うよりも超える」と自身との戦いだとした。
対する麻火は「やっと辿りついた。ベルトだけを見てやってきた」と王座への思いの強さを語る。
白鳥については「初めてみた時、衝撃を受けて、めちゃめちゃ強い選手だなと。（白鳥の）スタイルも勉強してたりした。（同門の）梅野（源治）さんのリベンジも兼ねて、絶対に王者になる」と白鳥への思いも大きいようだ。
更に「僕も世界の壁にぶち当たって、格闘技向いてないのかなと悩んだが、自分に勝つしかないなと12月に向け、逆転して勝つことが出来た。コリンズ戦から這い上がる覚悟決まったんで、お互い様。良い勝負したい」とまずは日本人最強を目指し勝利したいと意気込んだ。
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