2025/01/30（木）UP
（最終更新：2025/01/30 21:42）

金原正徳が、平本蓮（右）と朝倉未来（左）の再戦を予想した

　5月4日（日）東京ドームで開催される『THE MATCH 2』で、朝倉未来と平本蓮が再戦することが発表された。両者は昨年7月『超RIZIN.3』で対決、平本が1R TKO勝利を収めている。その後、朝倉は引退を示唆していたが、12月31日の『RIZIN DECADE』のイベント中に再戦が決まった。
　この再戦について金原正徳が、昨日29日、自身のYouTubeチャンネルで「綺麗に戦いたいならば、未来はまた負けてしまう」と明言した。

【フォト】平本が朝倉をパンチでKOする瞬間！再戦決定に握手する2人

　金原は、昨年大晦日の電撃発表前から朝倉未来が復帰する噂を聞いていたといい、「自分もそうだけど復帰するのがカッコ悪いとは思わない。結局、勝ちも負けも自分のせいで、自分が背負うことになるので」と進退は個人の自由だと主張した。

金原は「未来次第だが、平本有利」と予想した（『金原正徳の金ちゃんTV』YouTubeチャンネルサムネイルより）

　その上で金原は、「でも早くないですか？」と、すぐに再戦が組まれたことに首を傾げた。そして「鉄は熱いうちに打てではないけど、間に負けが入ると熱は冷めてしまうし…。でも、この試合だったのかなリマッチは？と思ってしまう」と続けた。

　再戦は5月になるため、前回の試合から10カ月後となるが金原は「勝負のポイントは、前回も言ったけど未来次第ですね。未来がどう試合を組み立てるのか、すべてはそこだと思います」と断言した。

　前回の試合で朝倉は、ほとんど何も見せないまま平本の左のパンチを被弾し、さらにカウンターの左をもらいパウンドで沈んだ。この試合について金原は「平本はやることが決まっているし、前回はアッパレだったと思います。作戦勝ちというか癖を読んでいて、最後も未来のパンチをバックステップでかわして冷静にカウンターを当てた。反復練習のたまものですね」と努力による勝利と見ている。

昨年のRIZIN大晦日大会で、再戦が決まった2人は握手をかわした

　問題は“朝倉がどう試合を組み立てるか？”だが、金原は「性格的に綺麗に戦いたいんですよ、未来は。自分をさらけ出せるかどうか、そういう練習ができるかがポイントになると思っていて、綺麗にテイクダウンして抑えれば勝てるという考えであるならば、また負けてしまう。すべては未来次第だけど打たれ弱くなってきているのは事実だし、スタンドの技術は平本が一枚も二枚も上。（寝技に）倒したら勝てると思っていたら、またやられる」と朝倉陣営に向けて警鐘を鳴らした。

　さらに金原は、「最初の試合は7：3くらいで未来が有利だったのに、負けたことによって7：3で平本が有利の予想が多くなるでしょう」と逆転現象が起こると指摘。またJTTに戦略家がいないことも、不安要素として挙げている。

　金原は、他にも鋭い分析やJTTのビリーやエリーの両コーチについてもYouTubeチャンネルで本音を明かしている。すべての詳細は、同チャンネルでチェックしてほしい。

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