【K-1】王者・寺田匠、新美との再戦に「キツイ試合になるが、絶対に負けない」新美も勝利に自信
2月9日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD MAX 2025』の[K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ]にて対戦する、王者・寺田匠(team VASILEUS)と挑戦者・新美貴士(名古屋JKファクトリー)の試合前インタビューが主催者を通して届いた。
【動画】寺田と新美のKOシーン!2回目の対戦ではどちらが勝利するか
寺田は7月のK-1で兼田将暉を判定で破り、軍司泰斗に対戦アピールしタイトルマッチを実現。9月に軍司のタイトルへ挑戦して、延長判定勝ちを収めて新王者となった。今回、23年6月に唯一負けている新美とのリベンジマッチとなる。
寺田は新美との対戦について「軍司選手とか兼田選手に勝っても、新美選手には負けているとか言われるので。でもタイミング的にレベルが違うとか思っていますけど、負けているのは事実なのでオファーを受けました」と敗北を払拭したいようだ。
新美に対しての苦手意識については「ないです。キツイ戦いになるのは分かっています。相手も必死になってくるだろうし、人はそう簡単に倒れないので。キツイ試合になるのは覚悟していますけど、絶対に負けないです」と自信があるようだ。
新美は圧をかけるファイトスタイルだが、それについては「それが新美選手の強さなので、違うところで僕が圧勝します。あれしかないですから」と一蹴した。
理想のチャンピオン像について寺田は「めちゃくちゃ強いと言われたいです。僕は今チャンピオンですけど、もう一回軍司選手とやったらどうなるか分からないと思われるのは嫌なので、そこの壁を越えたいです。VASILEUS GYMは、みんなめちゃくちゃ強いチャンピオンばかり集まっているので、自分も早くそのレベルまで行きたいです」と所属ジムの先輩である武尊や野杁正明のようなチャンピオンになりたいと話した。
対する新美は20年9月に第5代Krushフェザー級王座決定トーナメントに出場して優勝。23年3月RISE有明大会にK-1×RISE対抗戦のメンバーとして参戦し、門口佳佑に判定負け。6月に寺田匠から勝利も10月は稲垣澪に敗北。24年7月に竹内将生、11月に大脇武からKOで勝利した。
新美は直近2試合は連続KO勝ちを収めているが、その理由を聞くと「蹴りとかパンチを大振りせず、コンパクトに打っていくことを心掛けているため、それが結果に出ているのだと思います。KOは常に狙っているんですけど、変に力を入れないことで、スピード、タイミング、距離、すべてがうまく揃っている実感はあります」と常に冷静に戦っていることが繋がっているという。
現在の寺田についての印象は「(前回戦った時は)そんなに脅威になるような技はなかったなと思いました。今は、武器がその時よりも増えている印象です。あとは、ポイントの取り方もうまくなっています」と評価した。
K-1のベルトについての想いを聞くと「キックボクシングを始めた時からK-1のベルトを目指していましたので、いよいよその目標が叶う時かなと思っています」と勝利を確信しているようだ
今回が再戦となる両者だが、寺田が王者の意地を見せ、リベンジを果たすか。それとも新美が再び返り討ちし、新王者となるか。
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