JTTコーチ・エリーが退職し帰国へ、朝倉海の打撃トレーナー「僕と日本のためありがとう」(海)
3日、朝倉未来・海の所属するJAPAN TOP TEAM(JTT)のコーチを務めるエリー・ケーリッシュが、JTTを辞職しフランスへ帰国することをSNSで発表した。23年4月から約2年、JTTを支えてきたエリーの離脱に、海も「僕と日本のため、ありがとう」と感謝を述べている。
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海は23年初頭、1年半ぶりのMMA復帰にして、5月の元谷友貴戦のため、米国シンジケートジムへ修行に出かけた。その際、同ジムへトレーナー修行として来ていたエリーと意気投合。
後にレスリングコーチとなるビリー・ビゲロウに先んじて、エリーをトレーナーとしてJTTに招聘していた。
元谷戦では、それまでと変わってパンチから蹴りへの素早いコンビネーションを繰り出し、ボディヒザのKOで勝利。更に同年大晦日のファン・アーチュレッタ戦でも勝利へ導いた。
そのビリーはSNSで「私はJAPAN TOP TEAMでの仕事を辞めて日本を離れることにしました。もっと長く日本に居たかったのですが、フランスに戻らなければなりませんでした」と辞職を発表。
続けて「私は格闘家とスポーツに無条件の愛を持っているので、これは非常に難しい決断でした」と事情があったことを伺わせる。
また「喜びの涙から悲しみの涙まで、この人生で起こり得るすべての感情を経験したように感じます」と日本で出会った人々との別れがたさを綴り、JTTへの感謝を述べる。
そして「でも、日本のMMAシーンでの活動はまだ終わっていません。多くのことが進行中で、近いうちに必ず日本に戻ってきます。お楽しみに」とコーチとしてかは不明だが、再び来日したいと結んでいる。
この発表の数分後、朝倉海はインスタストーリーで「僕と日本のためにしてくれた、全てのことに感謝します。ありがとうエリー」と笑顔での2ショット写真を公開した。
エリーは最近では、海のUFCデビュー戦でもセコンドに同行。ビリーと共にJTTの”名物コーチ”として親しまれ、秋元強真らJTTファイターたちからも強い信頼を寄せられていた。
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