2025/02/22（土）UP
（最終更新：2025/02/23 00:01）

数島（左）と松本（右）が計量パス

　2月23日（日）開催『RISE186』（東京・後楽園ホール）の前日計量が、22日都内にて行われ、フライ級（-51.5kg）で対戦する第2代RISEフライ級王者で同級1位の数島大陸（及川道場）が51.35kgでバキバキボディを見せて計量パス。対する同級2位の松本天志（TARGET SHIBUYA）は、51.45kgで鍛え上げたマッスルボディでこちらも計量をパスした。

【フォト】数島と松本、バキバキボディ！全選手の計量結果

　前RISEフライ級王者の数島は、昨年11月の『RISE183』で初防衛戦に挑んだが、挑戦者の那須川龍心に1R 2分12秒でまさかKO負けを喫し、王座陥落となった。

　松本は左ストレートを武器にRISE NEW WARRIORS フライ級（-51.5kg）トーナメントで優勝。その後に数島大陸、那須川龍心と2連敗したが、そこから2戦連続の1R KO勝ち、前戦となった12月には同級5位の麗也を撃破し、3連勝と波に乗っている。

数島が会見で気合のコメント

　両者は23年10月の『RISE 172』の［第2代RISEフライ級王座決定戦］で対戦したが、数島が5Rの激闘を制し王座を戴冠した。

　計量を終えた数島は「顔が黒いんで、金髪と服に黒と白が入っているので顔の位置が分かると思います（笑）。明日は前回負けて一発目もあって、第2章の始まり。対戦相手も松本選手というめちゃくちゃ強い選手。ここをしっかり勝って、フライ級は数島がいるということを思わせたい」と気合いを入れた。

　松本は「明日は22周年のメイン。試合内容でもメインを勝ち取りたい。1年半ぶりのリベンジということで、やってきたことを結果で証明したい」と意気込みを語った。

松本は前回の数島戦を振り返り、思いを語った

　22周年のメモリアル大会ということで記憶に残った試合を聞かれた松本は「やはり数島選手とのタイトルマッチですね。あの時の悔しさを味わいたくないので、勝ちまくってベルトをとりたい」と振り返り、数島は「僕も松本選手とのタイトルマッチが記憶に残っていて、明日は松本選手が僕に勝つように仕上げてきていると思いますが、勢いに負けないように勝とうと思っています」と答えた。

　数島は前回の那須川龍心戦で初のKO負けを喫したが「ジムの仲間が、他の大会で勝って元気をもらったり、ここで落ち込んでいても仕方がないなと。僕ももう一回勝って、逆に元気を与える立場にならないといけない」と気持ちを立て直したという。

　最後に明日の大会で見てほしい点について松本は「明日の大会に出る全選手は自分が一番見られたいと思っているはずなので、その思いはリングでしか見られない。見る価値は絶対にあります」と会場でのライブ観戦を推奨。数島は「全選手、明日のために命を削って減量もして痛い思いをして仕上げてきています。会場へ行こうか迷っている人は、絶対に来て損はさせません」とチケット購入を迷っている人の背中を押した。

　明日のRISEメモリアル大会は、フライ級屈指のトップ戦線も含めて記憶に残る試合が続出しそうだ！

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