2025/02/24（月）UP
（最終更新：2025/02/24 15:47）

元王者・鈴木真彦（左）、同級3位の大森隆之介（右）と激突！

　4月19日（土）東京・後楽園ホールで開催される『RISE187』の対戦カード発表会見が24日に都内で行われ、[バンタム級（-55kg）3分3R延長1R]にて、元王者で同級1位の鈴木真彦（チーム寿）が同級3位の大森隆之介（EX ARES）と対戦することが決定した。

【動画】鈴木真彦、復活の豪快KO！

　鈴木は第7代RISEバンタム級王者。長年55kgトップ戦線で活躍し、2022の『THE MATCH』ではK-1王者・金子晃大に勝利するなど活躍。しかし23年12月に防衛戦で大﨑孔稀に敗れ王座陥落、昨年3月に金子にリベンジを許し連敗したが、昨年12月の前戦でジェイミー・ゲイマンを秒殺KOで下し復活の狼煙を上げた。

「叩き潰す」と強い言葉を残す鈴木

　対する大森はフルコンタクト空手出身で、元RISEフェザー級王者・門口佳佑の同門。昨年8月にバンタム級王者・大﨑孔稀のベルトに挑戦するも判定負け。フェザー級に階級を上げ、今年1月の初戦ではスピーディーな戦いを見せて同級5位の平野凌我を撃破。幸先良いスタートを切った。

　王座返り咲きを狙う鈴木は「大森選手がやりたいと言っていたのは耳にしていたので、（自分と戦いたいと言う選手の）その中の相手の一人と決まったと言う感じで。このマッチメイクに一つ思うことはありますが、それも試合で見せて叩き潰してやろうかなと思います」と静かな闘志を見せた。

憧れの鈴木との対戦だが、大森は「いつまで王者ぶってんねん」と挑発も

　一方の大森は「鈴木選手は自分がずっと追いかけていた選手。結構前から鈴木選手とやりたいと、（鈴木が）タイトル戦で負けてベルトを失った後も華を感じて対戦をしたいとアピールしていました。やっとここまでたどり着いたなと思いつつ、勝つために全力で挑戦します」と憧れの相手との対戦に笑顔も、鈴木が今回のマッチメイクに納得していないのではと指摘し、「僕にしてみれば、ランキング1位と3位の対戦。いつまで王者ぶってんねん。しっかり勝って上から言わさせてもらいます」と“鈴木越え”を誓った。

　王者・大﨑から最短でベルトを奪い返したいと語る鈴木。かつての絶対王者は狙われる立場にもなったが、果たして大森を相手にどのような戦いを見せるのか。

同大会で良星と対戦する伊東龍也が乱入。鈴木に対戦アピール

　また、同じバンタム級マッチで対戦する同級5位の伊東龍也（HAYATO GYM）と同級7位の良星（KSR GYM）が会見に出席。伊東はStand up King of Rookie 2022 -55kg級優勝者。強打を誇り、今年1月の前戦では京谷祐希を撃破。キャリア8勝を手にして勢いに乗っている。対する良星は第8代Bigbangスーパーバンタム級王者。キャリア34戦24勝9敗1分を誇るベテランで、昨年9月の前戦は彪司に判定勝利を収めた。

　伊東は今回の試合のテーマを「1分で倒します」とぶち上げると、良星は「1分は長い。10秒くらいで」と切り返し「ジムを変えて自分のスタイルが見つかった。当てさせず自分の動きをしっかり出す」と、終始笑顔でベテランの余裕を見せた。

＜その他の発表された対戦決定カード＞
▼フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
梅井泰成（Mouton）
vs
有井渚海（team VASILEUS）

▼バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
京谷祐希（TEAM TEPPEN）
vs
翼（TARGET）

▼スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
伊藤澄哉（戦ジム）
vs
石田迅（LEGEND GYM）

▼ライト級(-63kg)3分3R延長1R
北井智大（チームドラゴン）
vs
奥山雅仁（OISHI GYM）

▼フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
戸井田大輝（TOP LEAD GYM）
vs
久津輪将充（RMC/9+nine plus lab.）

▼フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
門脇碧泉（TARGET)
vs
簗丈一（TEAM Aimhigh)

▼スーパーフライ級(-53kg)3分3R
相沢晟（TARGET）
vs
紀空（Croire）

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