武居由樹、負傷から復活のV2戦に「バチっとぶっ倒す」”ケガの功名”も明かす=5.28
5月28日(水)神奈川・横浜BUNTAIで開催されるプロボクシング[WBO世界バンタムタイトルマッチ]として、王者・武居由樹(28=大橋)vs 同級8位のユッタポン・トンディ(31=タイ)が17日の会見で、発表された。武居は右肩の負傷明けの試合に「信用を取り戻す。バチっとぶっ倒す」と意気込む。
【フォト&動画】武居の相手、ユッタポンがKO勝利!とにかく攻める!
武居は当初、昨年12月24日に2度目の防衛戦を予定していたが、井上尚弥の相手グッドマン負傷に伴い延期。1月24日へスライドするも、武居の肩の負傷により中止となっていた。
会見で武居は怪我について「ほぼ完璧に治っている」と不安はないとし「完全に皆さんの信用を取り戻して、確実に勝つ」とコメント。
治療期間では「自分は右利きサウスポーなんですけど、左が得意じゃなかったんで、この期間で左が凄く良くなった」と左が上達したと言う。
パンチは1月末あたりから打ち始め、スパーリングはまだだが、今月末あたりからを予定する。
挑戦者ユッタポンについては「テクニックある強い選手」としながら「相手どうこうより復活したいので、バチっとぶっ倒したい」と復活を見せたいと意気込む。
試合は、昨年9月の比嘉大吾戦以来となるが「ここ最近バンタム級トップの人たちが盛り上げてるので、自分は少し出遅れたかな。ここしっかり勝ちきって、並んで、追い越してやる」とライバルたちの活躍に奮起する。
2月の[那須川天心vsモロニー]では天心の勝利後リングに上がったが「ボクシングに来た時からK-1を背負って、K-1ファイターはボクシングで通用する、K-1は強い証明すると。それが一番手っ取り早く証明できるのが、那須川天心戦」と思いは強いが「自分もしっかり勝たないとその先はない。天心君どうこうというより今の試合をクリアすることを優先します」と眼の前の試合に集中するとする。
昨年は、挑戦者や防衛戦と「勝たなきゃいけないプレッシャーを背負っていて自分らしくなかった」とし「今年に入って全部吹っ切れた。武居由樹らしく戦える、昔の自分を思い出してきた」と意気込んだ。
◆挑戦者ユッタポン・トンディ:15勝無敗(9KO)。身長は160cmと低いが(武居は170cm)、筋肉隆々で打たれ強さもあり、圧力をかけパワーある破壊力のある思いっきりのいいフック、アッパーなどでどんどん前に攻め立てKOで仕留めるというタイプ。
前戦の今年6月は判定勝利だったが、それまで4連続KO勝利。大橋会長のSNSによれば「アマ時代に国際大会優勝、二大会連続オリンピック金メダリストのロベイシー・ラミレスに勝利している実績がある強豪」というテクニシャンだと言う。
八重樫トレーナーによると「総合的に実力のある選手、身長が低いが、下から入って来るスピード感のあるいい選手」とのこと。
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