2025/04/26（土）UP
（最終更新：2025/05/02 12:07）

王者クレベル、華麗な寝技ムーブで万全アピール！

　5月4日（日）に東京ドームにて開催される格闘技イベント『RIZIN男祭り』の[RIZINフェザー級タイトルマッチ／5分3R（66.0kg）]で挑戦者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ（キルギス共和国）と対戦する王者クレベル・コイケ（ボンサイ柔術）が、26日の合同公開練習に参加。華麗なグラウンドムーブを披露し、固く勝利を誓った。

【フォト15枚＆動画】クレベルの華麗な寝技！飛びヒザ蹴りも

　クレベルは1分30秒間で華麗なグラップリングスパーと打撃のシャドーを披露。バックチョーク、ギロチンなどの極めを織り交ぜた流れるようなグラウンドムーブから、飛びヒザ蹴りなど軽やかな動きのシャドーを見せた。

勝利宣言するクレベル

　クレベルはシェイドゥラエフの弱点を見つけたかとの質問に対し「彼は強い。RIZIN3試合（を全て勝って）強さを見せている。でも自分の一番のポイントは柔術。ここが違う。自分のファイトスタイルである柔術を信じている。私は絶対に勝つ」と、自分の一番の強みである柔術の強さで勝利すると決意。

　最後に「このベルトは日本のもの、絶対に守る。（試合後は）私がまだチャンピオン、そして相手はボコボコになっている」と、RIZINベルトの海外流出を阻止すると誓った。

　果たして、クレベルは無敗のシェイドゥラエフを相手に宣言通りの一本勝ち防衛を飾るか、注目だ。

＜選手データ＞

クレベルは現RIZINフェザー級王者。22年10月に、当時の王者・牛久絢太郎を三角絞めで極め、第3代RIZINフェザー級王者となった。しかし、23年6月の防衛戦で鈴木千裕の挑戦を受けた際、計量失敗により王座を剥奪。試合自体はクレベルが腕十字で一本を取ったが（試合は無効試合）、その後、王者となった鈴木に昨年の大晦日大会で挑戦し、激闘の末に判定勝利。王座奪還に成功した。

シェイドゥラエフの戦績は13戦13勝（5KO・8一本）と無敗であり、フィニッシュ率は100%。昨年6月のRIZINデビュー戦で武田光司に1R一本勝ち。9月には、元ベラトール＆RIZINバンタム級王者フアン・アーチュレッタに対しても1R一本勝ちを収めた。大晦日には、元K-1王者の久保優太に強烈なパウンド連打でTKO勝利を挙げ、驚異的な強さを見せている。

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