2025/05/01（木）UP
（最終更新：2025/05/13 19:47）

瓜田純士はBD運営を批判した

　7月に大阪で開催予定の『BreakingDown16』オーディション一次選考会が、朝倉海のYouTubeチャンネルで前後編に渡り公開中だ。これまで朝倉海、溝口勇児COO、瓜田純士、白川陸斗の4名が選考委員会に入り、前回は瓜田とイエスの乱闘騒ぎが話題になった。今回は瓜田が外れ、こめおとてるを入れて5人体制で行われたが、瓜田は30日にXで「野良犬集めてぶっ壊してやろうか！」とBD運営を批判している。その理由とは？

【フォト】瓜田、BD15選考会で窓に激突する危険な乱闘騒ぎ！

　オーディション一次選考会は、いわゆる本オーディションの一歩手前の段階で、BD15から導入された。前回の選考会は瓜田に恨みを持つイエスが襲撃して、乱闘騒ぎに発展。急遽、BD14.5で瓜田とイエスの試合が組まれたものの、BD14.5前日計量でイエスが大阪喧嘩自慢のダイスケに襲われて負傷し、試合がなくなるというアクシデントがあった。

BDの溝口COOは瓜田に苦言を呈した。右はこめお（朝倉海『KAI Channel』）

　その後、瓜田はBD15で朝倉未来の仲間のせーや戦の前日会見で「これ見て喜んでるの、お前だけだぜ。お前しか笑ってねえぞ。馬鹿にしやがってよ、俺のこと」と朝倉未来CEOを批判。「運営の審査員席にいて、俺は息苦しいよ。俺は審査員を降りるよ。もっと俺は最初のブレイキングダウンに出ていた頃のヤバいヤツらとか、エッセンスが大事だと思ってる。俺は干される前に最後、俺の仕事だと思ってかき回してやろうかなと」と瓜田はコメントした。

　朝倉CEOは「いきなり、どうしたんですか？」とやり合うことはしなかったが、瓜田はBD運営を批判し審査員を降板することを宣言した。

　そして今回初めて、騒動後の瓜田がいない体制となり溝口COOは「瓜田さんが最近メンヘラを発動しているんで、比較的精神が安定している2人を呼びました。ブレイキングダウン4から盛り上げてくれているので」とこめおとてるを起用した理由を明かした。

BD15のオーディション選考会で瓜田は喧嘩自慢イエスと乱闘騒ぎ（朝倉海『KAI Channel』）

　さらに溝口COOは選考会で「瓜田さんのこと好きなのに、なんで嫌われちゃったのか、よく分からない。まさか、今日、応募者で来たりしないよね」とブラックジョークを飛ばす場面もあった。

　瓜田がいないBD選考会は、ネット記事で話題に。すると瓜田は自身のXで、昨日30日に「なんでか分からないなら分かるまで喧嘩するか分かりあわないままか。野良犬集めてぶっ壊してやろうか？今のBD」と殴り込みを思わせるコメントを書き込んだ。

　溝口COOは、1日のXで「運営会議では意見がぶつかって言い合いになることもあったけど、なんだかんだ最後はちゃんと理解し合えてたのに。けど、ここ数ヶ月はいきなり顔すら出さなくなって、正直ちょっと意味わかんない。急にメンヘラになってしまったけど、何があったんですか」とリポスト。

イエスが突進すると窓に頭をぶつける瓜田（BD15選考会より、朝倉海『KAI Channel』）

　瓜田は「俺は伝えてきたつもりだ。だが人の意見なんか聞きはしない。興行主が周りをイエスマンで固めてるうちに『従順な奴等だけが生き残れる場所』になってしまったんだよ。選手をコントロールしていくうちに皆んな顔色を伺うようになってしまった。今のBDは運営が支配してるようにしか見えない。みんながみんな器用に立ち回れはしないんだよ。意見を聞かないならアドバイザーなんて名前だけの役職は必要ないだろ。だから審査員も降りたんだよ。良かった頃のBDに戻さないと終わってしまう」と返答した。

　詳しい内情までは分からないが、無法地帯にならないように統制しなければいけない運営側と、それに息苦しさを感じた瓜田との軋轢が生んだことなのだろうか。

　瓜田と溝口COOの投稿を見たユーザーからは「スポンサーもいて大きいビジネスになってるから、昔のBDはもう戻れんよ」や「運営が支配するのは当たり前かと」、また「元々喧嘩がコンセプトであるなら揉め事、襲撃は考えられること。それを運営がコントロールしてしまうと仕込みやらなんやらと視聴者から言われたりするし本物のスターは誕生しない気がします」と意見が割れている。

　共通しているのは、両者ともにBDの発展を願っていること。「溝口COOと瓜田の対決を」という意見もあったが、根っこにあるのはそんなに単純なことではないようだ。

　BD15.5は5月10日に行われるが、それまでに何からの動きがあるのかもしれない。

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