2025/05/17（土）UP
（最終更新：2025/05/17 17:15）

前日計量で大谷（左）が割れた腹筋、大沢（右）は二の腕の筋肉を見せた

　5月18日（日）東京・後楽園ホールにて開催される『KNOCK OUT 2025 vol.3』の前日計量が17日、都内にて行われ、メインイベントのKNOCK OUT-BLACKライト級タイトルマッチに出場する王者の大谷翔司（スクランブル渋谷）は62.45kgで計量パスして割れた腹筋を披露。挑戦者の大沢文也（ザウルスプロモーション）も62.45kgで計量をパスし、二の腕の筋肉を見せて好勝負になることをアピールした。

【フォト】大谷翔司の割れた腹筋、大沢の盛り上がった二の腕！全試合計量結果も

　大谷は昨年6月にKO負けを喫したセーンダオレック・Y’ZDジムに同12月に王座を賭けて再戦。2RKO勝利でリベンジを果たし、KNOCK OUT王座を“3度目の正直”で戴冠し、今年2月にリード・ミラーに初回KO勝利を飾った。

大谷は、明日の大沢戦は好勝負の予感があるという

　対する大沢は第7代Krushライト級王者。23年6月に里見柚己に判定負けし、王座陥落したが、その後は東本央貴、ペットサムイ・シムラらに勝利を収めている。KNOCK OUTには昨年12月の『K.O CLIMAX 2024』に登場。UNLIMITEDルールでバズーカ巧樹を撃破した。両者は23年12月の「Krush.156」で対戦し、延長判定2-1で大谷が競り勝っている。

　計量を終えた大谷は「必ずベルトを守って大会を盛り上げたいと思います。ジムが新体制で一発目の試合になるので、自分が勝って勢いをつけたいと思います」と決意を語れば、大沢は「いつも応援してくれる人に勝って喜んでもらうようにやっていますが、今回は今回だけは自分のためだけに勝ちたいと思います」と覚悟を明かした。

大沢は大谷へのリスペクトがあると断言した

　タイトルマッチについて大沢は「ベルトは欲しいけど、KNOCK OUTへの思いはない。大谷選手と戦うのが最優先。ベルトは後からついてくるものなので、熱い試合ができたらなと思います。イラっとすることもあったんですけど、フェイスオフの時にリスペクトが強かったので早く戦いたい」と感じるものがあったという。

　メインイベントとしての責任感について聞かれた大谷は、「KNOCK OUTのメイン、チャンピオンとして責任感のある試合をしたい。メインは真逆（のキャラクターで）面白い。試合前、変な人だなと思うこともありましたけど、目を合わせてみると、いい試合になるなと思いました」と因縁を超えた好勝負が生まれそうな予感があるようだ。