2025/06/19（木）UP
（最終更新：2025/06/30 05:54）

モデル級ボクサーのニコルソン、広背筋もすごい（＠skyebnic）

　ボクシング界のトップ美女としても人気の前WBC女子フェザー級王者スカイ・ニコルソン（29=豪州）が19日、自身のSNSで練習姿を公開。７月５日、今後、一階級下のスーパーバンタム級に近い契約体重に挑むが、減量中も広背筋が浮き出るマッスルポーズにファンから2階級制覇に期待の声が上がった。

【フォト】彼女がスポブラで広背筋はみ出す！ビキニ姿も

　ニコルソンは世界のボクシング界で注目の美女ボクサー。アマチュアで140戦を重ね16年世界選手権（フェザー級）金メダル、20年の東京五輪では同級で準々決勝へ進出した。22年3月にプロ転向し、23年9月にサブリナ・マリベル・ペレスを破り暫定王者に輝き、24年4月の王座決定戦でサラ・マフフードを下し正規王者に。しかし今年3月の3度目の防衛戦でティアラ・ブラウンにスプリットの判定負け。プロ初黒星に加え、王座陥落となった。

盛り上がる広背筋（＠skyebnic）

　判定結果に不満を持った多くのファンが、ニコルソンとブラウンのダイレクトリマッチを望んだが、ニコルソンは下の階級のスーパーバンタムでの再起を決意。17日のボクシング専門メディア『THE RING』の取材で、彼女はプロ転向当初、周囲からはスーパーバンタムでやるべきと助言を受けていたが、今回の敗戦を機にその考えに従い、これからは適正な条件での戦いで経験値や実力をつけ、再びフェザー級に戻る考えを明かした。

強打を爆発させるニコルソン@skyebnicより

　現王者のブラウンも次戦では、ニコルソンとのリマッチではなく、現WBA・IBF・WBO同級王者のアマンダ・セラーノとの統一戦の方を望んでおり、ニコルソンはそのことも受けて、2階級制覇の“土産”を手にフェザー級に戻るイメージのようだ。

　階級を下げるためには、これまで以上に絞った肉体を作らなければならないが、ニコルソンは19日に自身のインスタで公開した練習姿は、前戦後のオフ時と比べ絞れており、肩、腕回り、腹筋など見事だ。両脇からはみ出す広背筋は、破壊力あるKOパンチに期待ができそうだ。コメント欄にも「ベルト奪取だ」「2階級制覇、間違いない」などファンが期待した。

　ニコルソンは7月5日（現地時間）に英マンチェスターで開催されるボクシング興行「ジャック・キャタロールvs.ハーレム・ユーバンク」のアンダーカードに出場する。スーパーバンタム級より2ポンド重い124ポンドの8R契約マッチで復帰する予定だ。果たして、どのようなパフォーマンスを見せるのか、注目が集まりそうだ。

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