井上尚弥、”最大の強敵”アフマダリエフにKO宣言を封印も「そういう時の井上尚弥が一番強い」
9月14日(日)名古屋市IGアリーナにて、プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)が、WBA暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)と対戦すると、10日に正式発表された。会見で井上はアフマダリエフを警戒、「今回は判定決着でもいいんじゃないか」とするも「そういう時こそ劇的KOが…」と自信ものぞかせた。
【フォト&動画】会見での井上の引き締まった顔、アフマダリエフの豪快KO動画も!
井上は今回勝利すれば、4団体統一王者として最多となる5度目の防衛。また世界戦26連勝となり、ジョー・ルイス、フロイド・メイウェザーと並ぶ最多記録となる。
相手のアフマダリエフは元WBA&IBF同級世界王者で、23年にマーロン・タパレスに敗れて王座から陥落後、3連勝。昨年12月にKO勝利で暫定王座を獲得し、前戦では今年5月にKO勝利している。井上を挑発し続けてきたが、今回念願の統一戦となる。
井上は会見で、アフマダリエフについて「全てのボクシングスキルに注意を払いながら、ボクシングを組み立てていきたい。細かな技術、フィジカル、テクニックの詰まった選手なので警戒心を持ちながら、取り組んでいきたい」と評価。
また「キャリア最大の強敵と思うほど今回はすごく緊張感も警戒心も高め。2か月前ですけどトレーニングはそういった気持ちで詰めています」ともコメントする。
更に「今回は判定決着でも良いんじゃないかと思っている。しっかりと勝ち星を取りにいく強い気持ちで、12Rフルに戦いたい」と珍しくKO宣言を封印する。
しかし「そういった時の井上尚弥が一番強いと、自分では思っている。KO宣言をしないときほど慎重に戦いたいと思っているので。そういう時こそ、劇的なKOシーンが12Rの中で見られると思うので。まずはしっかり12Rを組み立て、ボクシングをしていく戦い方をします」と油断しない戦い方の中で、強さを発揮できると自信を見せた。
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