井上尚弥vsアフマダリエフ、武居由樹vsメディナ、高田勇仁vs松本流星のトリプル世界戦が決定=9.14名古屋IGアリーナ
9月14日(日)名古屋市IGアリーナにて、プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)が、WBA暫定王者のムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)と対決すると10日の会見で発表された。
同時にトリプル世界戦として、WBO世界バンタム級王者・武居由樹(28=大橋)が、同級1位クリスチャン・メディナ・ヒメネス(25=メキシコ)の挑戦を受ける。またWBA世界ミニマム級王座決定戦として、同級1位・高田勇仁(27=ライオンズ)と、同級2位・松本流星(27=帝拳)が争う。
【フォト&動画】会見に参加した井上と武居、アフマダリエフの前戦KO動画も
井上は会見で、アフマダリエフについて「全てのボクシングスキルに注意を払いながらボクシングを組み立てていきたい。細かな技術、フィジカル、テクニックの詰まった選手なので、警戒心を持ちながら取り組んでいきたい」と警戒。
井上は今回発表されたアフマダリエフ戦後も、12月のサウジアラビア興行、来年5月の中谷潤人戦というロードマップが描かれている状況だ。
しかし井上は「そこは関係なく、しっかりとアフマダリエフに勝つというボクシングを組み立てていきたい。12月や5月のラインは自分の頭の中から消し、この一戦にしっかり挑んでいきたい」と油断は無い。
アフマダリエフは元WBA&IBF世界王者で、23年にマーロン・タパレスに敗れて王座から陥落後、3連勝。昨年12月にKO勝利で暫定王座を獲得し、前戦では今年5月にKO勝利している。井上を挑発し続けてきたが、今回念願の統一戦となる。
また武居は今回3度目の防衛戦。肩のケガで試合が空いていたが、5月にユッタポン・トンデイに1RKOで圧勝。見事復活し、2度目の防衛に成功した。
相手のメディナは、那須川天心のスパーリングパートナーを3戦連続で務め、那須川も「戦友みたい」と評する強敵だ。23年にIBF同級挑戦者決定戦として、西田凌佑に判定負けしたが、以降は4戦連続でKO勝利している。
WBA世界ミニマム級王座決定戦を争う高田は、23年に日本ミニマム級王者に。4度防衛し、今年1月に返上するとWBOアジアパシフィック同級王座を獲得している。戦績は16勝(6KO)8敗3分。
対する松本はアマ4冠の経歴を引っ提げ、昨年9月、日本男子史上2位の最速記録4戦目で日本王座を獲得。今年6月にもKO勝利し、戦績は6戦無敗(4KO)。
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