タイソンとメイウェザーがまさかの激突！来年春にドリームマッチ実現へ＝海外報道

2025/09/05（金）UP
（最終更新：2025/09/05 13:14）

　ボクシングの元世界ヘビー級王者のマイク・タイソン（59=米国）と、50戦無敗の元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー （48=米国）のエキシビションマッチが決定したと、米スポーツ専門メディア「ESPN」を含む複数の海外メディアが4日に報じた。

【動画】豪腕健在のタイソン＆スピーディーなメイウェザー！直近の動きを比較

　報道によれば、両者はこの対戦に既に合意しており、試合の時期は2026年の春との見通しだが、その日時の詳細、会場は後日発表される。

　イベントを主催するCSI SPORTS／FIGHT SPORTが今回の発表リリースで、両者のコメントを掲載。

　タイソンは「世界も私も、まさか実現するとは思ってもみなかった試合だ。しかし、ボクシングは予測不可能な時代に入った。この試合こそがまさに予測不可能と言えるだろう。フロイドが本当にこの試合をやりたいなんて、未だに信じられない。彼の健康に悪影響が出るだろうが、彼はやりたいと望んでいるので、契約を交わし実現する！」と、自身もこのドリームマッチ実現に驚き。

　対するメイウェザーは「30年間この仕事をやってきたが、私の伝説を汚せるファイターは一人もいない。私が何かをやるとしたら、それは必ず大きなものになり、伝説となるだろう。私はボクシング界の最高峰だ。このエキシビションマッチは、ファンが望むものを提供するだろう」と、新たなレガシー作りに意欲を燃やした。

　59歳のタイソンが最後にプロボクシングの試合に出場したのは24年11月のジェイク・ポール戦。約20年ぶりの試合でタイソンは判定負けしたが、興行的には大成功に。Netflixで6500万人の同時視聴者数を記録し、スポーツイベント史上最多のストリーミング再生回数を記録した。

　一方、48歳のメイウェザーは引退後も既に8回のエキシビションマッチに出場しており、直近の試合は24年8月のジョン・ゴッティ3世との再戦。圧倒的な実力差を見せつけたが、試合中に自身のパンチをラビットパンチと判断したレフェリーに激怒。レフェリーが途中交代する前代未聞の事件が起きるなどした。

　気になるのはラウンド数と契約体重だが、タイソンはポール戦で228.4ポンド（103.6kg）だったが、メイウェザーはゴッティ戦で160.8ポンド（72.93kg）。この時点で約30kgの体重差があるが、後日発表される内容はどのようなものになるのか。

＜両者の情報＞
■マイク・タイソン（59歳）
身長：178cm　リーチ：180cm　スタイル：オーソドックス
プロボクシング戦績：59戦50勝（44KO）7敗2無効試合

■フロイド・メイウェザー・ジュニア（48歳）
身長：173cm　リーチ：183cm　スタイル：オーソドックス
プロボクシング戦績：50戦50勝（27KO）無敗

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