【RISE】大森隆之介、計量パスも「ベルトへの思い入れは全くない」中嶋愛樹斗とフェザー級王座戦へ
10月17日(土)、東京・後楽園ホールにて開催される『RISE 202』の前日計量・記者会見が、16日に都内で行われ、メインイベント(第11試合)の[第7代RISEフェザー級(-57.5kg)王座決定戦 3分5R延長1R]で対戦する大森隆之介(EX ARES/同級1位、バンタム級1位)は57.45kg、中嶋愛樹斗(OISHI GYM/同級2位、第8代DEEP☆KICK-55kg王者)は57.35kgで、ともに計量を一発パスした。
【フォト】大森と中嶋、仕上がり抜群の肉体!その他試合の計量も
会見に出席したRISEの伊藤隆代表は、大森について「55kgの主力選手の一人として盛り上げてくれた選手」と評価。中嶋についても「国内無敗で、先日の海外では1敗したけど、勢いのある選手」と紹介し、「SNSを見ても、お互いの考えは違うわけですけど、メインイベントにふさわしい試合を期待しています」と激闘を期待した。
大森は「今回タイトルマッチが実現したこと、相手がしっかり体も作ってくれたので、リスペクトを持ってしっかり倒せたらと思います」と意気込みを語った。さらに「現役を始めて意外と長いんだなという感覚もあって、そろそろ形にしたい。今回しっかり取って、腰にベルトを巻きたいです」と王座獲得への決意を示した。
しかし、ベルトへの思いを問われると「ベルトへの思い入れは全くない」と意外な発言。「普通はチャンピオンになったら防衛戦をして保持すると思うけど、1戦もやらずにそのままベルトを置いていきたいくらいです」と、王座獲得後の返上も示唆した。
その理由については「ベルトというより、本当に自分がやりたいこと、やりたい相手とやりたい場所でやっていきたい」と説明。「僕がおらんくなった後に、中嶋君が取ってもらえたらと思います」とも語り、王座そのものよりも自身の今後の活動を重視する姿勢を見せた。
さらに、以前から発信してきた格闘技業界の改革についても言及。「ファイトマネーを上げてくれというファイターもいると思うけど、上がるためにはどうすればいいか考えている選手は少ない」と指摘し、現在は自ら会社を立ち上げ、従業員を抱えながら事業にも取り組んでいるという。
今後については「チャンピオンになって、発言力ができて、売り上げも上げて、もう1回RISEに帰ってきたいです。スポンサーになります」と語り、将来的にはスポンサーという立場から格闘技界に関わる構想を明かした。
一方、試合展開については「中嶋選手は本当に強いと思っているし、自分の方が勝率は低いんじゃないかな」と相手の実力を高く評価。「綺麗に戦おうと思ったら、向こうの方がフィジカル、スタミナはデカいと思うので、ドロドロの展開でも勝ちに行く覚悟を持っています」と、泥臭い消耗戦も辞さない構えを見せた。
対する中嶋は「明日へ向けてやることは全てやってきた。自分と向き合って、ベルトを取ること、勝つことだけを考えて毎日過ごしてきたので、自信があります」と充実した表情。「油断せずに僕らしく明日は倒すので、応援よろしくお願いします」とKO勝利を宣言した。
ベルトに対する考え方も大森とは対照的だ。「僕はRISEのベルトを取るために名古屋に来た。しっかり形で表して、チャンピオンになって、そこからスタートしたい」と強い思いを明かし、「ベルトにかける思いは絶対に負けないと思っています。明日は絶対に取ります」と力を込めた。
また、自身初となる5ラウンド制の試合についても「延長は想定してやっているし、ミットやスパーも延長込みでやってきた」と不安を一蹴。走り込みや外部コーチによる強化にも取り組んできたといい、「スタミナや5Rは全然気にしていないですね」と自信をのぞかせた。
ベルトへの執着を見せず、泥臭い戦いで勝利を狙う大森と、RISE王座獲得を最大の目標に掲げる中嶋。対照的な価値観を持つ両者が、後楽園ホールのメインイベントで第7代フェザー級王座を懸けて激突する。
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