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”死んだふり”でピンチをしのぎ勝利した杉本静弥、海外でも話題に「賛否ある中で名前あげられて嬉しい」

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2026/10/21(水)UP

杉本(右)はチョークを極められて“死んだふり”で技から逃げた(@lemino_shooto)

 10月19日(月)、東京・後楽園ホールで開催された『Lemino修斗.9』のフライ級マッチで、杉本静弥が鈴木尊に判定3-0で勝利した。この試合で注目を集めたのが、鈴木のリアネイキッドチョークを受けた杉本が両腕をだらりと下ろし、失神したかのように見せて鈴木に技を解かせたシーンだ。この動画がネットで拡散されると、杉本はSNSで「賛否両論ある中で名前をあげてもらえて嬉しい」とコメントを残した。

【動画】首を極められ両腕だらり…“死んだふり作戦”で脱出!

 杉本はTHE BLACKBELT JAPANに所属するフライ級ファイター。対する鈴木はFour Rhombus所属で、若手注目のファイターだ。

 両者の一戦は、序盤から激しい攻防となった。1R、鈴木が杉本のバックを奪い、リアネイキッドチョークを仕掛ける。首に腕が入った状態で、杉本は両腕をだらりと下ろした。失神したかのように見えたが、レフェリーが試合を止める前に鈴木がチョークを解除。すると杉本はすぐに動き出し、ピンチを脱した。

杉本は両腕をだらりとさせて“死んだふり”(@Lemino_official)

 この場面が“死んだふり作戦”として話題に。杉本はその後も試合を続け、寝技の攻防や打撃で鈴木と競り合い、判定3-0で勝利。ジャッジ3者とも29-28をつける接戦を制した。

 試合後、杉本は自身のXで、この場面に様々な意見が寄せられていることに触れ、「色々思う事はあると思いますが、応援してくれた方々ありがとうございます。そしてよく思われてない方に関しましてはすみません。でもこうして賛否両論ある中で無名の自分の名前をあげてもらえて嬉しいです。もっと頑張ります」とつづった。

 ネット上では「良い物みせてもらった」「頭脳プレーやで」「審判が止めるまでは試合は終わらない」と相手を欺く戦術として評価する声が上がった。その一方で「この先対戦相手はタップでは技を解かなくなるだろう」「これを見た次からの対戦相手は首折れるまでやるし、足の靭帯も切るまでやるよ」と、スポーツマンシップの観点から疑問を呈する意見も見られた。

窮地を脱出した杉本は鈴木をコントロールした(@Lemino_official)

 さらに、イタリアのスポーツ紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』は「天才的な作戦」と紹介。ブラジルのニュースサイト『R7』は、巧妙な戦術として評価する声がある一方、ずるい行為と批判する声もあると報じた。さらにアルゼンチンやフランスなどのメディアでも取り上げられるなど、海外でも反響が広がっている。

 ただ、杉本はチョークを受けた場面だけで勝利をつかんだわけではない。その後も攻防を続けて3Rを戦い抜いての判定勝ちだった。

 賛否を呼ぶ形で一躍名前を知られることになった杉本。今回の反響を糧に、今後どのような戦いを見せていくのかにも注目が集まる。

▶次ページは【動画】首を極められ両腕だらり…“死んだふり作戦”で脱出!

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