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【ビッグバン】王者・谷山が初防衛、K-1参戦を直訴

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2016/06/05(日)UP

▼第13試合 スーパーエキシビションマッチ 2分2R
―佐藤嘉洋(名古屋JKF/WKA世界ムエタイウェルター級王者、K-1 MAX 2006&2007年日本王者、K-1 MAX 2010世界準優勝)
勝敗なし
―城戸康裕(谷山ジム/WBKF世界スーパーウェルター級王者/K-1 MAX 2008日本王者)

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら

 元K-1 MAX日本王者の2人によるスーパーエキシビションマッチ。佐藤は昨年7月の引退以来、久しぶりのリングに上がる。両者は2009年の『K-1 WORLD MAX 2009 FINAL』のトーナメントリザーブファイトで一度だけ対戦しており、その時はお互いに一回ずつダウンを奪い合い、最後は佐藤が右フックで2RにKO勝ちを収めている。

 試合前には佐藤の「引退した奴のパンチやキックを食らってダウンしていたらK-1に出る資格はないぞ」との発言に対し、「すでに引退した身なんだから、佐藤さんには空気を読んで欲しいですね」と返した城戸。エキシビションマッチとはいえ、7年ぶりの再戦に注目が集まった。

 1R開始と同時に、佐藤が挨拶代わりに右ハイを放つと城戸も蹴りを返すという、両者の蹴り合いからスタート。蹴りを放つ度に場内には快音が響く。城戸は時折スイッチしながら、蹴りの1発1発を確かめるように繰り出す。対する佐藤も現役時代さながらの鋭いハイキックで場内を沸かせる。

 2R、佐藤がワンツーからボディブロー、ローキックと得意のコンビネーションを見せる。城戸はハイキックの連打で応戦。両者は目を合わせてニヤリと笑い、パンチを当てる場面も見られるようになると、場内は盛り上がりを見せた。

 終了後、マイクを握った両者。城戸が「僕は6月24日にK-1 WORLD GPに出場することになりました!」と言うと、佐藤が「(城戸の)対戦相手の渡部太基選手は非常にガッツあふれるファイターなので。気付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、僕はラスト1分はサウスポーに変えて”仮想渡部”で行きました」と明かす。すかさず城戸が「いや、デカすぎて意味が無い!だって渡部選手は確か174cmでしょ!」と185cmの佐藤につっこむと、会場が笑いに包まれた。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら

●編集部オススメ
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・ブアカーオ勝利、佐藤嘉洋「完敗です」


▼第12試合 67.5kg契約 3分3R 
○栄基(エムトーン/J-NETWORKウェルター級王者)
判定2-0 ※29-29、30-29、30-28
●笹谷淳(team COMRADE/元J-NETWORKウェルター級王者)

“和製ムエタイ職人”の異名を持つ栄基と”不惑の鉄人”こと笹谷によるJ-NETウェルター級の新旧王者対決となった一戦。

 栄基は右のミドルとハイを散らし、蹴り主体で攻撃を組み立てる。対する笹谷はサウスポーに構え、キックのフェイントから突進してパンチを放つ。笹谷が距離を詰めると栄基は組み付きヒザを放つ。笹谷は飛び込んで大振りのフックを繰り出すも、なかなか栄基の顔面を捉えることが出来ないままタイムアップとなった。

 判定はジャッジ2名が栄基を支持。現王者に軍配が上がった。

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『NJKF 2016 2nd』栄基vs浅瀬の試合の模様
“J-NET次期王座挑戦者決定戦” 笹谷vs森本の試合の模様
【動画】”J-NETWORKウェルター級王座決定戦”栄基vs大竹将人 

●次ページは超変則ファイター稲石竜弥がライト級王座決定トーナメントに登場

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