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【ボクシング】日本ヘビー級王者の藤本京太郎が豪州王者に圧勝

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2016/04/27(水)UP

藤本京太郎のヘビー級ガチスパーリング!
2012年大みそかの東洋太平洋王座決定戦直前スパーリング。オーストラリアから呼んだスパーリングパートナーのプロボクサーが、京太郎を倒しに来る!

「THE TRIPLE TITLE MATCH」
2016年4月27日(水)東京・大田区総合体育館

▼ヘビー級 3分8R
○藤本京太郎(角海老宝石ジム/日本ヘビー級王者)
判定3-0 ※80-73、80-73、80-72
●ネイサン・マッケイ(オーストラリア/WBF豪州ヘビー級王者)

判定で1ポイントも失わず豪州王者に勝利した藤本

 日本人初の世界ヘビー級王座を狙う藤本が、今回対戦するマッケイは6勝(3KO)2敗。身長195cm、体重120kgのスーパーヘビー級の体格を持つ28歳だ。藤本よりも身長で12cm、体重で約20kg上回る。

 1Rから警戒にジャブを当てていく藤本。2Rになると左右フック、左右ボディブローもヒットし始め、マッケイも強打を振るうが藤本ペース。3Rには右ストレートもクリーンヒットし、マッケイは鼻血を噴き出した。

 4R、藤本はマッケイの右ストレート、右フックをもらってピンチに陥るがクリンチを多用して耐え、後半はマッケイのパンチをかわしながら右フックをヒットさせて逆襲する。

 5R、再びジャブを多用して自分のリズムを取り戻した藤本は、前に出てくるマッケイからたびたび右フックでカウンターを奪う。左右のボディも突き刺した。マッケイの顔面は血で真っ赤に染まる。

 6Rはボディワークとフットワークで相手のパンチをかわすことに集中した藤本、7Rはそのフットワークでマッケイの突進をかわしながら回り込み、右ストレートを顔面とボディへ、そしてワンツーを入れていく。完全に藤本のペースに。

 8R、勢いがなくなったマッケイは大振りのフックを繰り出すが、藤本はかわす。パンチをもらうと即座にクリンチして追撃を許さず、ジャブでペースを握り続ける。最後は足を止めての打ち合いを見せたが、藤本がほぼ一方的に当てていく展開に。

 判定はジャッジ三者が藤本に80を付け、藤本が1ポイントも失わずパーフェクトな判定勝ちを収めた。

試合結果=内山、河野、田口、トリプル世界戦

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