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【UFC】無敗の新鋭ボルコフが元王者ファブリシオにKO勝ち

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2018/03/17(土)UP

ハードパンチャーのマヌワ(左)と果敢に殴り合ったブラホビッチ(右)

▼セミファイナル ライトヘビー級 5分3R
○ヤン・ブラホビッチ(35=ポーランド/同級11位、元KSWライトヘビー級王者)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-27
●ジミ・マヌワ(38=アメリカ/同級4位)

 マヌワはライトヘビー級屈指のハードパンチャー。17勝3敗の戦績のうち、KO・TKO勝ちは15試合を数える。UFC戦績は6勝3敗。前回の試合(昨年7月)にヴォルカン・オーズデミアに秒殺KO負けを喫して連勝が途切れ、今回が再起戦となる。

 対するブラホビッチは2011年11月にポーランドの『KSW』でライトヘビー級王座を獲得した実力者だ。2014年からUFCに参戦し、4勝4敗の戦績を収めており、現在2連勝中。マヌワには2015年4月の大会で判定負けしており、今回が約3年ぶりのリベンジマッチとなる。

 1R、やや動きが固いブラホビッチはマヌワのパンチフルスイングをギリギリでかわす。マヌワの強烈な左ハイを受けて、ブラホビッチは吹っ飛ぶ場面も。序盤は打撃戦でマヌワが主導権を握る。

 押され気味のブラホビッチも徐々に鋭いカウンターを返して応戦。マヌワが間合いを取ろうとしたところで、ブラホビッチは右フックをヒットさせる。これでマヌワがダウンし、一気に形成逆転。マヌワはふらつきながら立ち上がり、ブラホビッチの追撃に耐える時間が続いた。

 2R、マヌワの強烈な左ボディを被弾したブラホビッチはすぐさまタックル。だが、マヌワは下から突き放して立ち上がる。ブラホビッチは再びタックルからバックを取ると、すぐさまチョークを仕掛けるが、これは汗で滑って外れてしまう。ここをしのいだマヌワは打撃戦から徐々に息を吹き返し、終盤には強烈な左ハイからのパンチ連打でブラホビッチにケージを背負わせた。

 3R、顔面にパンチを打ち合う両者。ブラホビッチは左ジャブを細かく突きながら、右アッパーや左フックをヒットさせる。マヌワは右ハイからパンチ連打で仕掛けるが、ブラホビッチのカウンターを被弾して後退。前に出ることができなくなったマヌワに対し、ブラホビッチは終了間際に技ありのタックルでテイクダウンを成功させた。ブラホビッチが強打の上位ランカー相手に果敢に殴り合い、判定で勝利を収めた。


▼バンタム級 5分3R
○トム・デュケノア(フランス)
判定3-0 29-28、29-28、30-27
●テリオン・ウェア(アメリカ)

▼ウェルター級 5分3R
○レオン・エドワーズ(ジャマイカ/同級15位)
TKO 3R 4分59秒
●ペーター・ゾボタ(ポーランド)

<プレリム試合結果>

▼ミドル級 5分3R
○チャールズ・バード(アメリカ)
一本 1R 1分01秒 ※リアネイキドチョーク
●ジョン・フィリップス(ウェールズ)

▼ウェルター級 5分3R
○ダニー・ロバーツ(イギリス)
KO 1R 2分12秒
●オリベル・エンカンプ(スウェーデン)

▼ライト級 5分3R
○ダニー・ヘンリー(スコットランド)
一本 1R 39秒 ※ギロチンチョーク
●ハキーム・ダオドゥ(カナダ)

▼ライトヘビー級 5分3R
ポール・クレイグ(スコットランド)
一本 3R 4分59秒 ※三角絞め
マゴメド・アンカラエフ(ロシア)

▼ライト級 5分3R
○ケイジャン・ジョンソン(カナダ)
判定2-1 ※28-29、28-29、29-28
●スティービー・レイ(スコットランド)

▼ヘビー級 5分3R
○ドミトリー・ソスノフスキー(ロシア)
2R 4分29秒 ※リアネイキドチョーク
●マーク・ゴッドビアー(イギリス)

▼ミドル級 5分3R
-ジャック・マーシュマン(イギリス)
マーシュマンの体調不良により中止
-ブラッドリー・スコット(イギリス)

▼ライト級 5分3R
-ナスラット・ハクパラスト(ドイツ)
ハクパラストの健康状態を鑑みて中止
-ナド・ナリマニ(イギリス)

Photo by Brandon Magnus/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images

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