【UFC】王者ペレイラ、衝撃の“豪腕フック”KO勝利!“3階級制覇”挑戦をアピール
WME-IMG
『UFC 300』
2024年4月14日(日・日本時間)米ネバダ州ラスベガス T-Mobileアリーナ
▼ライトヘビー級タイトルマッチ5分5R
〇アレックス・ペレイラ (ブラジル/王者)
TKO 1R3分14秒 ※左フック⇒パウンド
●ジャマール・ヒル(アメリカ/挑戦者)
※ペレイラが初防衛に成功
ペレイラは元GLORYライトヘビー級王者。キック王者からMMAへ本格転向すると強烈な打撃を武器にUFCで連勝を続け、22年11月イスラエル・アデサンヤをTKOで下してミドル級王座を獲得。しかしダイレクトリマッチではKOで敗れ王座陥落すると、階級をライトヘビー級へ上げ23年7月に元ライトヘビー級王者のヤン・ブラホヴィッチに判定勝ち。さらに同年11月にはイリー・プロハースカとのタイトルマッチを制し、史上9人目の二階級制覇を達成した。
対するヒルは破壊力のあるパンチを武器に現在4連勝中。23年1月にはグローバー・テイシェイラを判定で破りライトヘビー級王座を獲得したが、その後アキレス腱断裂により長期欠場となり王座を返上。1年3か月ぶりの復帰戦で再びタイトルマッチを迎える。
1R、サウスポーのヒルにオーソドックスのペレイラ。互いに前手で牽制しつつカーフキックを蹴っていく。右フックやボディストレートを飛ばすヒル、ペレイラもボディストレートを放ち、互いにあまり距離を詰めていかない。しかし中盤、前手の触り合いからペレイラがその前手で左フック!
これでヒルが崩れ落ちるとペレイラはパウンドを連打。しばらく耐えるヒルだったが何発ももらうと最後は意識が飛びレフリーが割って入った。
圧巻のKOで防衛を果たしたペレイラは試合後マイクを持つと「相手の左をもらったが自分は蹴りで距離とタイミングを測っていた。本当に手ごわい相手だったが計画通りに先に攻撃を当てることができた。自分はケージに上がるとチャンピオンだということを忘れる。ケージの中でも外でも常に挑戦者の気持ちでいないといけない。ベルトのせいで傲慢になることは避けなければいけない」と試合を振り返ると、「このベルトは防衛し続けたい。次はブラジルで闘いたい。次はヘビー級で闘いたい」と前人未到の3階級制覇を見据えたコメントで300回記念大会を締めた。
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